特許
J-GLOBAL ID:201703005334541320

液体用流量計校正装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-075821
公開番号(公開出願番号):特開2017-187366
出願日: 2016年04月05日
公開日(公表日): 2017年10月12日
要約:
【課題】微小流量域での高精度な校正を可能にする液体用流量計校正装置を提供する。【解決手段】試験液を取り込む秤量容器と、秤量容器の重量を測定する秤量計と、試験液を秤量容器に導く取込流路と、秤量容器に試験液を注入する注入ノズルと、試験液を秤量容器に取り込まない時に試験液を排液槽に導くバイパス流路と、試験液を取込流路に導くかバイパス流路に導くかを切り換える流路切換機構と、秤量容器を囲む秤量容器チャンバーボックスと、秤量容器から試験液を排出するための吸引ノズルと、秤量容器と排液槽との間で注入ノズルと吸引ノズルを移動させるための手段と、を備え、流路切換機構を2個の開閉バルブもしくは1個の3方バルブで構成し、さらに取込流路と注入ノズルを通して試験液を秤量容器まで導くことによって、閉じた流路内で試験液の流れを切り換え、空気に触れることなく試験液を秤量容器まで到達させる。【選択図】図8
請求項(抜粋):
試験液を取り込む秤量容器と、前記秤量容器の重量を測定する秤量計と、試験液を前記秤量容器に導く取込流路と、前記秤量容器に試験液を注入する注入ノズルと、試験液を前記秤量容器に取り込まない時に試験液を排液槽に導くバイパス流路と、試験液を前記取込流路に導くか前記バイパス流路に導くかを切り換える流路切換機構と、前記秤量容器を囲む秤量容器チャンバーボックスと、前記秤量容器から試験液を排出するための吸引ノズルと、前記秤量容器と前記排液槽との間で前記注入ノズルと前記吸引ノズルを移動させるための手段と、を備える液体用流量計校正装置であって、 前記流路切換機構は、前記取込流路への試験液流入を制御する取込バルブと前記バイパス流路への試験液流入を制御するバイパスバルブから構成されたバルブ対、もしくはバルブ内部構造に1個の入口と2個の出口を有し、前記取込流路と前記バイパス流路への試験液流入を同時に制御する3方バルブから構成されており、 前記取込バルブと前記バイパスバルブから構成された前記バルブ対の場合、前記取込バルブと前記バイパスバルブがそれぞれ「閉」と「開」の状態から、それぞれが「開」と「閉」の状態へ両方のバルブを同時に切り換え、前記取込流路を通して試験液を前記秤量容器の中へ取り込み、試験液の取込が終了したら、同時にそれぞれのバルブを逆方向に切り換え、前記バイパス流路を通して試験液を前記排液槽に排出することで、前記秤量容器への試験液の取込を制御するものであり、 前記3方バルブから構成されている場合、前記取込流路への出口と前記バイパス流路への出口がそれぞれ「閉」と「開」の状態から、それぞれが「開」と「閉」の状態へ両方の出口を同時に切り換え、前記取込流路を通して試験液を前記秤量容器の中へ取り込み、試験液の取込が終了したら、同時にそれぞれの出口を逆方向に切り換え、前記バイパス流路を通して試験液を前記排液槽に排出することで、前記秤量容器への試験液の取込を制御するものであることを特徴とする液体用流量計校正装置。
IPC (1件):
G01F 25/00
FI (1件):
G01F25/00 C
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 液体用流量計校正装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-078752   出願人:独立行政法人産業技術総合研究所
  • 液体流量計の試験装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-023043   出願人:株式会社オーバル
  • 流量計校正装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-348152   出願人:トキコテクノ株式会社
審査官引用 (3件)
  • 液体用流量計校正装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-078752   出願人:独立行政法人産業技術総合研究所
  • 液体流量計の試験装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-023043   出願人:株式会社オーバル
  • 流量計校正装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-348152   出願人:トキコテクノ株式会社

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