特許
J-GLOBAL ID:201703005590583480

層状構造を備えるTiAlCN層

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (8件): 青木 篤 ,  石田 敬 ,  古賀 哲次 ,  出野 知 ,  蛯谷 厚志 ,  関根 宣夫 ,  松田 淳浩 ,  胡田 尚則
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-551749
公開番号(公開出願番号):特表2017-508632
出願日: 2015年03月03日
公開日(公表日): 2017年03月30日
要約:
本発明は、カーバイド、サーメット、セラミック、鋼、又は高速度鋼の本体と、CVD法により適用され、3〜25μmの厚みの単層又は多層摩耗コーティングとを有する工具に関する。多層摩耗コーティングは、0.70≦x<1、0≦y<0.25、及び0.75≦z<1.15の化学量論係数を有し、1.5μm〜17μmの範囲内の厚みの少なくとも1つのTi1-xAlxCyNz層を有する。本発明は、Ti1-xAlxCyNz層が、150nm以下、好ましくは100nm以下、特に好ましくは50nm以下の厚みの複数の層を備える層状構造を備え、前記複数の層が、同じ結晶構造(結晶相)を有し、Ti及びAlの化学量論的割合が交互に異なる、Ti1-xAlxCyNz層の周期的に交番する領域で形成されていること、及び、Ti1-xAlxCyNz層が、少なくとも90vol%の面心立方(fcc)結晶構造を有すること、を特徴とする。【選択図】図2
請求項(抜粋):
カーバイド、サーメット、セラミック、鋼又は高速度鋼のベース本体と、 CVDプロセスにより適用され3μm〜25μmの範囲内の厚みの単層又は多層摩耗保護コーティングと、 を有する工具において、 摩耗保護コーティングが、0.70≦x<1、0≦y<0.25、及び0.75≦z<1.15の化学量論係数を有し、1.5μm〜17μmの範囲内の厚みの少なくとも1つのTi1-xAlxCyNz層を有する工具であって、 -Ti1-xAlxCyNz層が、150nm以下、好ましくは100nm以下、特に好ましくは50nm以下の厚みの複数の層を備える層状構造を有すること、 -前記複数の層が、同じ結晶構造(結晶相)を有し、Ti及びAlの化学量論的割合が交互に異なる、Ti1-xAlxCyNz層の周期的に交番する領域で形成されていること、及び -Ti1-xAlxCyNz層が、少なくとも90vol%の面心立方(fcc)結晶構造を有すること、 を特徴とする工具。
IPC (4件):
B23B 27/14 ,  B23C 5/16 ,  C23C 16/36 ,  C23C 16/455
FI (4件):
B23B27/14 A ,  B23C5/16 ,  C23C16/36 ,  C23C16/455
Fターム (30件):
3C046FF02 ,  3C046FF03 ,  3C046FF04 ,  3C046FF05 ,  3C046FF10 ,  3C046FF13 ,  3C046FF16 ,  3C046FF18 ,  3C046FF22 ,  3C046FF25 ,  4K030AA03 ,  4K030AA09 ,  4K030AA13 ,  4K030AA17 ,  4K030BA02 ,  4K030BA18 ,  4K030BA38 ,  4K030BA41 ,  4K030BA43 ,  4K030BB03 ,  4K030BB12 ,  4K030CA03 ,  4K030CA05 ,  4K030EA03 ,  4K030FA10 ,  4K030JA01 ,  4K030JA06 ,  4K030JA10 ,  4K030JA11 ,  4K030LA22
引用特許:
審査官引用 (9件)
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