特許
J-GLOBAL ID:201703005841026462
複合成形体の製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
,
代理人 (2件):
古谷 聡
, 義経 和昌
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-165629
公開番号(公開出願番号):特開2016-203643
出願日: 2016年08月26日
公開日(公表日): 2016年12月08日
要約:
【課題】金属成形体と樹脂成形体が接合された複合成形体の製造方法の提供。【解決手段】金属成形体と樹脂成形体が接合された複合成形体の製造方法であって、前記複合成形体が、前記金属成形体が有している細孔群内に樹脂が入り込んだ状態で接合され、前記金属成形体の接合面に対して波長500〜1200nmのレーザー光を照射して細孔群を形成するとき、前記金属成形体よりも熱伝導率の高い材料で構成された、板厚方向に延びて両端が開口する孔を有する板状材を前記金属成形体上に配置し、その後前記金属成形体の上に配置された前記板状体の両端が開口する孔を介して前記金属成形体に向けてレーザー光を照射することなく、(a)ショット数が20以上、(b)深さが50μm以上、(c)深さ(F)と開口部の内径(D1)との比率(F/D1)が1〜10の範囲の要件を満たすようにして1つの細孔を形成し、これを繰り返して細孔群を形成する工程、前記細孔群が形成された金属成形体の接合面を含む部分を金型内に配置して、前記樹脂成形体となる樹脂インサート成形する工程を有している、複合成形体の製造方法。【選択図】なし
請求項(抜粋):
金属成形体と樹脂成形体が接合された複合成形体の製造方法であって、
前記複合成形体が、
前記金属成形体が、レーザー光の照射により接合面に形成された細孔の組み合わせからなる細孔群を有しており、
前記細孔が、開口部から底面までの間の内径が均一ではなく、かつ開口部から底面までの間にくびれ部分を有しているものであり、
前記複合成形体が、前記金属成形体が有している細孔群内に樹脂が入り込んだ状態で接合されているものであり、
前記金属成形体の接合面に対して波長500〜1200nmのレーザー光を照射して細孔群を形成するとき、前記金属成形体よりも熱伝導率の高い材料で構成された、板厚方向に延びて両端が開口する孔を有する板状材を前記金属成形体上に配置し、その後前記金属成形体の上に配置された前記板状体の両端が開口する孔を介して前記金属成形体に向けてレーザー光を照射することなく、
(a)ショット数が20以上であること、
(b)深さが50μm以上であること、
(c)深さ(F)と開口部の内径(D1)との比率(F/D1)が1〜10の範囲であること、
の(a)〜(c)の要件を満たすようにして1つの細孔を形成し、これを繰り返して細孔群を形成する工程、
前記細孔群が形成された金属成形体の接合面を含む部分を金型内に配置して、前記樹脂成形体となる樹脂インサート成形する工程を有している、複合成形体の製造方法。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (32件):
4F202AA13
, 4F202AA29
, 4F202AA36
, 4F202AA45
, 4F202AB16
, 4F202AB19
, 4F202AD03
, 4F202AD24
, 4F202AD28
, 4F202AR12
, 4F202AR19
, 4F202CA11
, 4F202CB01
, 4F202CB12
, 4F202CQ01
, 4F206AA13
, 4F206AA29
, 4F206AA36
, 4F206AA45
, 4F206AB16
, 4F206AB19
, 4F206AB25
, 4F206AD03
, 4F206AD24
, 4F206AD28
, 4F206AG03
, 4F206AR12
, 4F206AR19
, 4F206JA07
, 4F206JB12
, 4F206JL02
, 4F206JQ81
引用特許:
審査官引用 (6件)
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複合成形体とその製造方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2013-038674
出願人:ダイセルポリマー株式会社, 株式会社ダイセル
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接合面の加工方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2012-039612
出願人:アイシン精機株式会社
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特開昭60-248337
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