特許
J-GLOBAL ID:201703006460808533

超伝導安定化材、超伝導線及び超伝導コイル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 志賀 正武 ,  寺本 光生 ,  松沼 泰史 ,  細川 文広 ,  大浪 一徳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-076902
公開番号(公開出願番号):特開2017-186623
出願日: 2016年04月06日
公開日(公表日): 2017年10月12日
要約:
【課題】製造プロセスが比較的簡単で廉価で製造でき、残留抵抗比(RRR)が十分に高い超伝導安定化材及びこの超伝導安定化材を備えた超伝導線の提供。【解決手段】超伝導線に用いられる超伝導安定化材20でMg,Mn,Ti,Y,Zrから選択される1種以上の添加元素を合計で3〜100質量ppmの範囲内で含有し、残部がCu及び不可避不純物であり、ガス成分であるO,H,C,N,Sを除く前記不可避不純物の濃度の総計が5〜100質量ppmである銅材からなり、母相内部に、MgS,MgSO4,MnS,TiS,YS,Y2SO2,ZrSから選択される1種以上を含む化合物が存在する超伝導安定化材20。S,Se,Teの合計含有量(X質量ppm)と、Mg,Mn,Ti,Y,Zrから選択される1種以上の添加元素の合計含有量(Y質量ppm)との比Y/Xが、0.5≦Y/X≦100の範囲内とされていることが、好ましい、超伝導安定化材。【選択図】図1
請求項(抜粋):
超伝導線に用いられる超伝導安定化材であって、 Mg,Mn,Ti,Y,Zrから選択される1種又は2種以上の添加元素を合計で3質量ppm以上100質量ppm以下の範囲内で含有し、残部がCu及び不可避不純物とされるとともに、ガス成分であるO,H,C,N,Sを除く前記不可避不純物の濃度の総計が5質量ppm以上100質量ppm以下とされた銅材からなり、 母相内部に、MgS,MgSO4,MnS,TiS,YS,Y2SO2,ZrSから選択される1種又は2種以上を含む化合物が存在することを特徴とする超伝導安定化材。
IPC (4件):
C22C 9/00 ,  H01B 12/10 ,  H01B 13/00 ,  H01F 6/06
FI (5件):
C22C9/00 ,  H01B12/10 ,  H01B13/00 561D ,  H01F6/06 140 ,  H01F6/06 110
Fターム (6件):
5G321AA11 ,  5G321AA12 ,  5G321BA03 ,  5G321CA09 ,  5G321CA41 ,  5G321DA10
引用特許:
出願人引用 (3件)

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