特許
J-GLOBAL ID:201703007372072213

高張力鋼板の遅れ破壊特性評価方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 森 哲也 ,  鈴木 壯兵衞 ,  田中 秀▲てつ▼ ,  廣瀬 一 ,  宮坂 徹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-022001
公開番号(公開出願番号):特開2017-142086
出願日: 2016年02月08日
公開日(公表日): 2017年08月17日
要約:
【課題】高張力鋼板を曲げ加工することに発生する曲げ加工部の遅れ破壊特性の評価精度を向上する。【解決手段】高張力鋼板をV字形状に曲げ加工してなる試験片を用意し、上記試験片の曲げ加工部2Aの開き角度を所定角度だけ変更して該試験片に残留応力を付加した状態に拘束し、その拘束した試験片を、水素侵入環境下に置いて当該試験片の亀裂の発生状況によって高張力鋼板の遅れ破壊性を評価し、上記開き角度の変更量に応じた試験片の曲げ加工部における板表裏の最表層に発生する最大残留応力の関係を求め、その求めた関係に基づき適切な上記所定角度を決定する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
高張力鋼板をV字形状に曲げ加工してなる試験片を用意し、上記試験片の曲げ加工部の開き角度を所定角度だけ変更して該試験片に残留応力を付加した状態に拘束し、その拘束した状態の試験片を、水素侵入環境下に設置することによる当該試験片の亀裂の発生状況によって上記高張力鋼板の遅れ破壊性を評価し、 上記開き角度の変更量に応じて試験片の曲げ加工部における板表裏の最表層に発生する最大残留応力と当該変更量との関係を求め、その求めた関係に基づき、上記高張力鋼板を目的とする製品形状に曲げ成形することでその製品形状の曲げ部に発生する残留応力の範囲内に、上記最大残留応力が存在する上記開き角度の変更量の範囲を求め、 上記求めた開き角度の変更量の範囲内となるように、上記所定角度を設定して上記評価を実施することを特徴とする高張力鋼板の遅れ破壊特性評価方法。
IPC (2件):
G01N 17/00 ,  G01N 3/20
FI (2件):
G01N17/00 ,  G01N3/20
Fターム (16件):
2G050AA01 ,  2G050BA04 ,  2G050BA12 ,  2G050CA04 ,  2G050DA02 ,  2G050EB01 ,  2G050EC05 ,  2G061AA07 ,  2G061AB03 ,  2G061AC01 ,  2G061BA04 ,  2G061CA02 ,  2G061CB01 ,  2G061DA01 ,  2G061DA11 ,  2G061DA12
引用特許:
出願人引用 (4件)
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