特許
J-GLOBAL ID:201703008626023613

シリンダヘッドの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 高橋 英樹 ,  高田 守 ,  大西 秀和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-009950
公開番号(公開出願番号):特開2017-129086
出願日: 2016年01月21日
公開日(公表日): 2017年07月27日
要約:
【課題】エンジン関連部品配設用の孔がシリンダブロック合わせ面に対して垂直な方向から傾斜して形成されたシリンダヘッドの表面に対向する方向から膜材料粒子を噴射して成膜する際に有用なマスキング手法を提供す。【解決手段】マスキング部材30は、シリンダブロック合わせ面をマスクするマスク部30aと、吸気ポートおよび排気ポートの開口をそれぞれマスクするマスク部30b,30c,30d,30eと、CPS孔の開口をマスクするマスク部30fと、を備えている。マスク部30aはマスク部30b,30c,30d,30eと段差なく直接的に繋がっており、マスク部30cはマスク部30fと段差なく直接的に繋がっている。「直接的に繋がる」とは、2つのマスク部が他のマスク部を介さずに繋がっていることを意味する。【選択図】図5
請求項(抜粋):
シリンダブロック合わせ面と、エンジン燃焼室の内壁構成面とを同一表面に有するシリンダヘッド素材であって、吸気ポートおよび排気ポートに相当するポート孔と、前記ポート孔とは異なるエンジン関連部品配設用の孔であって前記シリンダブロック合わせ面に対して垂直な方向から傾斜する傾斜孔と、が前記内壁構成面に形成されたシリンダヘッド素材を準備する準備工程と、 前記内壁構成面のうちの非成膜領域と、前記シリンダブロック合わせ面とをマスクするマスキング部材を、前記シリンダヘッド素材に取り付ける取り付け工程と、 前記マスキング部材の取り付け後、前記シリンダブロック合わせ面に対向する方向から膜材料粒子を噴射して、遮熱膜を成膜する成膜工程と、 前記遮熱膜の成膜後、前記シリンダヘッド素材から前記マスキング部材を取り外す取り外し工程と、を備え、 前記マスキング部材が、前記シリンダブロック合わせ面をマスクする合わせ面マスク部と、前記合わせ面マスク部に直接的に繋がって前記ポート孔の開口のそれぞれをマスクするポート孔マスク部と、前記ポート孔マスク部のうちの何れかに直接的に繋がって前記傾斜孔の開口をマスクする傾斜孔マスク部と、を備えることを特徴とするシリンダヘッドの製造方法。
IPC (2件):
F02F 1/24 ,  F02F 1/42
FI (2件):
F02F1/24 B ,  F02F1/42 F
Fターム (10件):
3G024AA06 ,  3G024AA09 ,  3G024AA11 ,  3G024DA06 ,  3G024FA11 ,  3G024GA00 ,  3G024GA01 ,  3G024GA11 ,  3G024GA19 ,  3G024GA23
引用特許:
審査官引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る