特許
J-GLOBAL ID:201703010027996578

マンノース-6-リン酸基含有糖蛋白質の製造方法、及び蛍光基結合型マンノース-6-リン酸基含有糖蛋白質の細胞内分布を検出する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 中島 淳 ,  加藤 和詳 ,  福田 浩志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-068970
公開番号(公開出願番号):特開2017-184736
出願日: 2017年03月30日
公開日(公表日): 2017年10月12日
要約:
【課題】糖鎖転移反応を用いてMan6P含有糖蛋白質を容易に製造可能な製造方法を提供する。【解決手段】下記(a)のエンドM変異体の存在下、マンノース-6-リン酸基(Man6P)が非還元末端に結合したN結合型糖鎖に由来する構造を有する糖鎖供与体と、下記一般式(1)で表される糖鎖受容体と、の間の糖鎖転移反応により、Man6P含有糖蛋白質を製造するMan6P含有糖蛋白質の製造方法:(a)配列番号1で示されるアミノ酸配列の175番目のアミノ酸残基がグルタミン又はアラニンであるアミノ酸配列を有するエンドM変異体。一般式(1)中、Y1は糖蛋白質に由来する構造を含むアシルアミノ基を表す。【選択図】なし
請求項(抜粋):
下記(a)又は(b)のエンドM変異体の存在下、マンノース-6-リン酸基が非還元末端に結合したN結合型糖鎖に由来する構造を有する糖鎖供与体と、下記一般式(1)で表される糖鎖受容体と、の間の糖鎖転移反応により、マンノース-6-リン酸基含有糖蛋白質を製造するマンノース-6-リン酸基含有糖蛋白質の製造方法: (a)配列番号1で示されるアミノ酸配列の175番目のアミノ酸残基がグルタミン又はアラニンであるアミノ酸配列を有するエンドM変異体 (b)前記(a)の175番目のアミノ酸残基以外の1個又は複数個のアミノ酸残基の欠失、付加又は置換により、前記(a)のアミノ酸配列に対して80%以上の相同性の範囲内で修飾されたアミノ酸配列を有し且つ前記糖鎖転移反応を触媒する活性を有するエンドM変異体。
IPC (2件):
C12P 21/02 ,  C12Q 1/02
FI (2件):
C12P21/02 B ,  C12Q1/02
Fターム (20件):
4B050CC03 ,  4B050DD03 ,  4B050LL03 ,  4B063QA01 ,  4B063QQ08 ,  4B063QR48 ,  4B063QR56 ,  4B063QR66 ,  4B063QS36 ,  4B063QX02 ,  4B064AF22 ,  4B064AG01 ,  4B064CA21 ,  4B064CB30 ,  4B064CC06 ,  4B064CC07 ,  4B064CC15 ,  4B064CC24 ,  4B064CE10 ,  4B064DA13
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 糖蛋白質およびその製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-180907   出願人:独立行政法人産業技術総合研究所, 財団法人東京都医学研究機構, 麒麟麦酒株式会社
  • α-ガラクトシダーゼA欠損症の治療
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2003-587334   出願人:トランスカリヨティックセラピーズインコーポレーテッド
  • オリゴ糖-タンパク複合体
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2011-542288   出願人:ジェンザイム・コーポレーション
引用文献:
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