特許
J-GLOBAL ID:201703010246998918

偏光フィルムの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人深見特許事務所
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-023950
特許番号:特許第6067158号
出願日: 2016年02月10日
要約:
【課題】延伸処理時におけるフィルム破断を抑制することができる偏光フィルムの製造方法を提供する。 【解決手段】ポリビニルアルコール系樹脂フィルムを処理浴に浸漬させながら搬送して上流側ニップロールと下流側ニップロールの間の周速差を利用して一軸延伸を行う延伸工程を有し、前記延伸工程は、幅減少率Rが0.55(%/秒)以下である低幅減少率延伸工程を有し、前記幅減少率Rは、前記ポリビニルアルコール系樹脂フィルムの、前記上流側ニップロールの通過時の幅をW1(mm)、前記下流側ニップロールの通過時の幅をW2(mm)、前記上流側ニップロールから前記下流側ニップロールまでの搬送に要する時間をT(秒)とした場合に、下記式(1)で算出される、偏光フィルムの製造方法。 【選択図】図1
請求項(抜粋):
【請求項1】 ポリビニルアルコール系樹脂フィルムを処理浴に浸漬させながら搬送して上流側ニップロールと下流側ニップロールの間の周速差を利用して一軸延伸を行う延伸工程を有し、 前記ポリビニルアルコール系樹脂フィルムは、未延伸時の厚さが65μm以下であり、 前記処理浴は、複数の架橋浴を含み、 前記延伸工程は、搬送方向1番目の架橋浴への浸漬を伴う第1架橋時延伸工程と、搬送方向2番目の架橋浴への浸漬を伴う第2架橋時延伸工程と、を有し、 前記第1架橋時延伸工程は、上流側ニップロール通過時のポリビニルアルコール系樹脂フィルムの累積延伸倍率が2.5倍以上であり、 前記第2架橋時延伸工程は、幅減少率Rが0.55(%/秒)以下である低幅減少率延伸工程であり、累積延伸倍率が4.5倍であるポリビニルアルコール系樹脂フィルムの処理を含み、 前記幅減少率Rは、前記ポリビニルアルコール系樹脂フィルムの、前記上流側ニップロールの通過時の幅をW1(mm)、前記下流側ニップロールの通過時の幅をW2(mm)、前記上流側ニップロールから前記下流側ニップロールまでの搬送に要する時間をT(秒)とした場合に、下記式(1)で算出され、 前記低幅減少率延伸工程は、前記上流側ニップロール通過時の前記ポリビニルアルコール系樹脂フィルムの累積延伸倍率が4.0倍以上、前記時間Tが21秒以上、延伸倍率が1.25倍以下である、偏光フィルムの製造方法。
IPC (1件):
G02B 5/30 ( 200 6.01)
FI (1件):
G02B 5/30
引用特許:
出願人引用 (9件)
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審査官引用 (8件)
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