特許
J-GLOBAL ID:201703010844338078

パケット送信装置およびそのプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 特許業務法人磯野国際特許商標事務所 ,  磯野 道造 ,  多田 悦夫
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-240283
公開番号(公開出願番号):特開2014-090367
特許番号:特許第6101046号
出願日: 2012年10月31日
公開日(公表日): 2014年05月15日
請求項(抜粋):
【請求項1】 送達確認応答なしに送信可能なパケット数を示す輻輳ウインドウサイズを予め定めた増加関数によって増加させ、パケットロスが発生したときに前記輻輳ウインドウサイズを削減するウインドウ制御方式によってパケットを送信するパケット送信装置において、 前記パケットの往復遅延時間を計測する往復遅延時間計測手段と、 前記パケットロスが発生したときに、予め定めた割合で前記輻輳ウインドウサイズを削減したサイズと、当該パケットロス発生時の往復遅延時間に対する往復遅延時間の最小時間の割合を前記輻輳ウインドウサイズに乗算したサイズのうちで、大きい方のサイズを新たな輻輳ウインドウサイズとする輻輳ウインドウサイズ削減手段と、 前記往復遅延時間の増加量が予め定めた基準よりも大きい場合に、前記パケットロスがネットワークの輻輳によって発生した輻輳ロスであると判定し、それ以外の場合に、前記パケットロスがランダムに発生するランダムロスであると判定するパケットロス原因判定手段と、 前記パケットロスが発生したときに、前記輻輳ウインドウサイズを演算する増加関数として、第1増加関数および第2増加関数のそれぞれのパラメータを決定する増加関数パラメータ決定手段と、 送達確認応答を受信するたびに、前記第1増加関数および前記第2増加関数により演算される輻輳ウインドウサイズのうちで、大きい方のサイズを新たな輻輳ウインドウサイズとする輻輳ウインドウサイズ増加手段と、を備え、 前記増加関数パラメータ決定手段は、 前記輻輳ウインドウサイズの増加速度を初期化した関数として前記第1増加関数のパラメータを決定するとともに、 前記パケットロスが輻輳ロスの場合に、前記第1増加関数と同じ関数となるように前記第2増加関数のパラメータを決定し、前記パケットロスがランダムロスの場合に、前記輻輳ウインドウサイズの増加速度が前記パケットロス発生時から継続して増加する関数として前記第2増加関数のパラメータを決定することを特徴とするパケット送信装置。
IPC (3件):
H04L 12/807 ( 201 3.01) ,  H04L 29/08 ( 200 6.01) ,  H04L 13/08 ( 200 6.01)
FI (3件):
H04L 12/807 ,  H04L 13/00 307 Z ,  H04L 13/08
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)
引用文献:
前のページに戻る