特許
J-GLOBAL ID:201703010994927446

車両用動力伝達装置の経路切換制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 池田 治幸 ,  池田 光治郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-099993
公開番号(公開出願番号):特開2017-207129
出願日: 2016年05月18日
公開日(公表日): 2017年11月24日
要約:
【課題】イナーシャ相の開始時間に基づいて第1断接装置の係合力制御を学習する場合に、その学習が安定して行なわれるようにする。【解決手段】1→2経路切換の際に、前進用クラッチC1の解放に伴い、噛合い式クラッチCsのバックラッシによるガタが反転し、噛合い式クラッチCsの両側の回転速度差が一時的に大きくなる一方、CVT走行用クラッチC2の係合に伴ってタービン回転速度Ntが変化するイナーシャ相の開始が許容されるため、上記回転速度差の増大に基づいてイナーシャ相の開始を判定できる。回転速度差の増大は、イナーシャが小さいため、ベルト式無段変速機24等の回転速度変化を伴うタービン回転速度Ntに比べて変化が早く、イナーシャ相の開始を速やかに高い精度で安定して検出することが可能で、そのイナーシャ相の開始時間に基づくC1指示圧の学習が高い精度で安定して行なわれるようになる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
第1動力伝達経路および第2動力伝達経路が互いに並列に設けられているとともに、前記第1動力伝達経路には摩擦係合式の第1断接装置および噛合い式伝達装置が直列に設けられている一方、前記第2動力伝達経路には摩擦係合式の第2断接装置が設けられている車両用動力伝達装置に関し、 前記第1断接装置および前記第2断接装置の何れか一方を係合させるとともに他方を解放するクラッチツークラッチ切換により、入力回転速度の変化を伴って前記第1動力伝達経路と前記第2動力伝達経路とを切り換える経路切換制御装置において、 前記第2断接装置を係合させるとともに前記第1断接装置を解放して前記第1動力伝達経路から前記第2動力伝達経路に切り換える際に、前記噛合い式伝達装置のバックラッシに起因して生じる回転速度変化に基づいてイナーシャ相の開始を判定するイナーシャ相開始判定部と、 該イナーシャ相開始判定部によって判定された前記イナーシャ相の開始時間が予め定められた目標タイミングとなるように、前記第1断接装置を解放する際の係合力制御を学習する学習制御部と、 を有することを特徴とする車両用動力伝達装置の経路切換制御装置。
IPC (4件):
F16H 61/04 ,  F16H 61/688 ,  F16H 61/02 ,  F16H 59/46
FI (4件):
F16H61/04 ,  F16H61/688 ,  F16H61/02 ,  F16H59/46
Fターム (26件):
3J552MA07 ,  3J552MA12 ,  3J552MA26 ,  3J552MA30 ,  3J552NA01 ,  3J552NB01 ,  3J552PA02 ,  3J552PA20 ,  3J552PA51 ,  3J552PA54 ,  3J552PA70 ,  3J552QA13C ,  3J552QB08 ,  3J552RA13 ,  3J552RA18 ,  3J552SA10 ,  3J552SA56 ,  3J552TA12 ,  3J552TB03 ,  3J552TB07 ,  3J552UA04 ,  3J552UA08 ,  3J552VA48Z ,  3J552VA78W ,  3J552VB01Z ,  3J552VD02Z
引用特許:
出願人引用 (3件)

前のページに戻る