特許
J-GLOBAL ID:201703013165357496
嵌合式屋根材およびその嵌合式屋根材の接続方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人銀座マロニエ特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-251718
公開番号(公開出願番号):特開2016-205120
出願日: 2015年12月24日
公開日(公表日): 2016年12月08日
要約:
【課題】梁間方向、桁方向に屋根材同士をつなぎ合わせるだけの簡単な作業で葺きあげできる嵌合式屋根材を提供する。【解決手段】梁間方向に延伸する一対の長尺縁部1a、1bと、桁方向に延伸する一対の短尺縁部1c、1dとによって区画された輪郭形状を有する屋根材本体1と、上ハゼ2、下ハゼ3とを備え、短尺縁部1c、1dを、屋根材本体1の水下側、水上側にそれぞれ隣接配置する他の屋根材の短尺縁部に重ね合わせて梁間方向へ接続する一方、上ハゼ2、下ハゼ3を、桁方向に隣接配置する他の屋根材の下ハゼ、上ハゼにそれぞれ嵌合させて桁方向へ接続して葺きあげる嵌合式の屋根材において、短尺縁部1cに、水上側に隣接配置する他の屋根材の短尺縁部の下側に重ね合わさる下継手4を、もう一方の短尺縁部1dに、屋根材本体1と面一状態でつながり、水下側に隣接配置する他の屋根材の短尺縁部の上側において重ね合わさる上継手5を設ける。【選択図】図1
請求項(抜粋):
梁間方向に沿って延伸する一対の長尺縁部とこれら各長尺縁部を挟み込んで桁方向に沿って延伸する一対の短尺縁部とによって区画された輪郭形状を有する屋根材本体と、該屋根材本体の各長尺縁部のそれぞれに沿って一体連結する上ハゼ、下ハゼとを備え、
該各短尺縁部を、該屋根材本体の水下側、水上側にそれぞれ隣接配置する他の屋根材の短尺縁部に重ね合わせて屋根材同士を梁間方向へ接続する一方、該上ハゼ、下ハゼを、桁方向に隣接配置する他の屋根材の下ハゼ、上ハゼにそれぞれ嵌合させて屋根材同士を桁方向へ接続して建築構造物の屋根を葺きあげる嵌合式の屋根材であって、
該屋根材本体の一方の短尺縁部に、水上側に隣接配置する他の屋根材の短尺縁部の下側において重ね合わさる下継手を設け、
該屋根材本体のもう一方の短尺縁部に、該屋根材本体と面一状態でつながり、水下側に隣接配置する他の屋根材の短尺縁部の上側において重ね合わさる上継手を設け、
該下継手は、該屋根材本体の短尺縁部の全域にわたってつながる板状体と、該板状体の幅方向の端縁および該上ハゼの端部につながるとともに水上側に隣接配置する他の屋根材の上ハゼに嵌合可能な第一のハゼと、該板状体のもう一方の幅方向の縁部および該下ハゼの端部につながるとともに水上側に隣接配置する他の屋根材の下ハゼに嵌合可能な第二のハゼと、該板状体の先端縁にて立ち上がり折り返された状態で水上側に隣接配置する他の屋根材に連係可能な起立係止片とを有し、
該上継手は、該屋根材本体に面一状態で一体連結する第一の板状体と、該第一の板状体の幅方向の各端部および該上ハゼ、下ハゼにそれぞれ面一状態で一体連結する第三のハゼ、第四のハゼと、該第一の板状体の先端縁において垂れ下がり折り返された状態で水下側に隣接配置する他の屋根材に連係可能な垂下係止片とを有することを特徴とする嵌合式屋根材。
IPC (3件):
E04D 3/362
, E04D 3/363
, E04D 3/365
FI (3件):
E04D3/362 C
, E04D3/363 A
, E04D3/365 E
Fターム (14件):
2E108AS02
, 2E108AZ01
, 2E108BB04
, 2E108BN02
, 2E108CC02
, 2E108CC03
, 2E108CC04
, 2E108CC05
, 2E108CV03
, 2E108DD03
, 2E108DD04
, 2E108DD18
, 2E108GG09
, 2E108GG15
引用特許:
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