特許
J-GLOBAL ID:201703013942074444
太陽光励起レーザー装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
明石 昌毅
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-053073
公開番号(公開出願番号):特開2017-168662
出願日: 2016年03月16日
公開日(公表日): 2017年09月21日
要約:
【課題】 太陽光追尾機構を必要としない太陽光励起レーザー装置を提供すること。【解決手段】本発明の装置は、太陽光を吸収してレーザー媒質の感度の高い波長帯域の蛍光を放出する蛍光物質が分散され、外部よりも屈折率が高い材料から形成され、一方の面から太陽光が入射すると、蛍光物質から放出される蛍光が縁面に集光されて出射する蛍光導光板と、蛍光導光板の縁面上にて巻装された1条の光ファイバーとを含む。光ファイバーは、レーザー媒質が分散されたコア部と、蛍光を透過する材料にて形成されたクラッド部と、一方の端面にて光の実質的に全てを反射する反射手段と、他方の端面にてレーザー媒質が放出した光の一部を透過させる反射手段とを含み、蛍光導光板の縁面から出射された蛍光がクラッド部を透過してコア部まで達し、蛍光によりレーザー媒質が励起されてレーザー発振が達成される。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
太陽光励起レーザー装置であって、
第一の面と、第二の面と、前記第一及び第二の面の周縁を接続する縁面とから成り、その内部又は前記第一若しくは第二の面上に太陽光を吸収してレーザー媒質の感度の高い波長帯域の蛍光を放出する蛍光物質が分散され且つ外部よりも屈折率が高い材料から形成された板状構造を有し、前記第一の面から太陽光が入射すると、前記蛍光物質から放出される前記蛍光が実質的に前記縁面に集光されて出射する蛍光導光板と、
前記蛍光導光板の前記縁面上にて前記第一及び第二の面の周縁方向に沿って巻装された1条の光ファイバーにして、前記レーザー媒質が分散されたコア部と、表面及び内部が前記蛍光を透過する材料にて形成され前記コア部の屈折率よりも低い屈折率を有するクラッド部と、前記光ファイバーの一方の端面にて前記レーザー媒質が放出した光の実質的に全てを反射する第一の反射手段と、前記光ファイバーの他方の端面にて前記レーザー媒質が放出した光の一部を透過させ、その残りを反射する第二の反射手段とを含み、前記蛍光導光板の縁面から出射された前記蛍光が前記クラッド部の表面を透過して前記コア部まで達し、前記蛍光により前記レーザー媒質が励起されてレーザー発振が達成可能であり、レーザー光が前記光ファイバーの他方の端面から出射する光ファイバーと
を含む装置。
IPC (3件):
H01S 3/091
, H01S 3/067
, G02B 6/30
FI (3件):
H01S3/0915
, H01S3/067
, G02B6/30
Fターム (18件):
2H137AA17
, 2H137AB09
, 2H137BA07
, 2H137BA42
, 2H137BA51
, 2H137BA52
, 2H137BC24
, 2H137BC51
, 2H137CA12A
, 2H137CA12B
, 2H137CA42
, 5F172AE13
, 5F172AF02
, 5F172AM08
, 5F172EE01
, 5F172EE16
, 5F172EE17
, 5F172NQ34
引用特許:
引用文献:
審査官引用 (1件)
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120W solar-pumed laser with record-high collection efficiency
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