特許
J-GLOBAL ID:201703014635679343

自動車運転能力判定装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-099449
公開番号(公開出願番号):特開2016-218112
出願日: 2015年05月14日
公開日(公表日): 2016年12月22日
要約:
【課題】自動車運転シミュレータによる仮想運転を行わせ、視覚以外の感覚刺激を与えた際の脳波を分析することにより、認知能力や集中力の低下を正確に判定する。【解決手段】自動車運転能力判定装置は、自動車運転シミュレータと、自動車運転シミュレータによる映像表示を、単位時間当たり所定の視界遮断率で開放/遮断する視界遮断率調整装置と、自動車運転シミュレータが仮想運転時に提示する情報とは無関係の刺激を被験者に与える感覚刺激付与装置と、被験者に装着する脳波計とを備えている。ふらつき量が増大し始める臨界視界遮断率以下の状態と、安全運転の限界値を超える限界視界遮断率前後の状態とに切り換え、それぞれの状態で、感覚刺激付与装置により刺激を与えた際、脳波計が検出する部位のうち、刺激に対する感覚を司る部位における誘導電位の変動幅を計測し両者の差分に基づいて、自動車運転時に必要な視覚情報に対する注意力、集中力を判定する。【選択図】 図8
請求項(抜粋):
自動車運転シミュレータと、 前記自動車運転シミュレータによる映像表示を、単位時間当たり所定の視界遮断率で開放/遮断する視界遮断率調整装置と、 前記自動車運転シミュレータが仮想運転時に提示する情報とは無関係の感覚刺激であって、視覚以外の感覚刺激を被験者に与える、感覚刺激付与装置と、 被験者に装着する脳波計とを備え、 前記視界遮断率調整装置により前記視界遮断率を調整し、前記自動車運転シミュレータにより仮想運転を行った際、ステアリング操作量や車両横位置変動幅の標準偏差が増大し始める臨界視界遮断率以下の状態と、ステアリング操作量や車両横位置の標準偏差が安全運転の限界値を超える限界視界遮断率前後の状態とに切り換え、 それぞれの状態で、前記感覚刺激付与装置により刺激を与えた際、前記脳波計が検出する部位のうち、前記刺激に対する感覚を司る部位における誘導電位の変動幅を計測し、両者の差分に基づいて、自動車運転時に必要な視覚情報に対する注意力、集中力を判定するようにしたことを特徴とする自動車運転能力判定装置。
IPC (3件):
G09B 9/05 ,  G09B 9/04 ,  A61B 5/048
FI (3件):
G09B9/05 A ,  G09B9/04 A ,  A61B5/04 320M
Fターム (6件):
4C027AA03 ,  4C027CC08 ,  4C027DD02 ,  4C127AA03 ,  4C127CC08 ,  4C127DD02
引用特許:
審査官引用 (1件)
引用文献:
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