特許
J-GLOBAL ID:201703015163844961
地震動時系列データ処理装置、それを用いた地震動時系列データ処理システム、及び時系列データ処理方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
小山 卓志
, 田中 貞嗣
, 阿部 龍吉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-059556
公開番号(公開出願番号):特開2017-173138
出願日: 2016年03月24日
公開日(公表日): 2017年09月28日
要約:
【課題】一定のビット長(例えば24〜27ビット)の符号付整数(2の補数表現による)データが、必ず一定のビット長(例えば16ビット)のデータに圧縮され、復号に際して他のサンプルの値を必要とせず、かつ、圧縮後のデータを符号付整数(2の補数表現による)とみなした場合に、圧縮前後で値の大小関係が保たれる時系列データ圧縮又は圧縮されたデータの復号を行うことが可能な地震動時系列データ処理装置、それを用いた地震動時系列データ処理システム、及び時系列データ処理方法を提供する。【解決手段】計測された地震動時系列の各サンプル値であるAビット長の符号付整数(2の補数表現による)XをBビット長の符号付整数(2の補数表現による)と見なせるデータYに圧縮する時系列データ圧縮部を備える地震動時系列データ処理装置。【選択図】図1
請求項(抜粋):
計測された地震動時系列の各サンプル値であるAビット長の符号付整数(2の補数表現による)XをBビット長の符号付整数(2の補数表現による)と見なせるデータYに圧縮する時系列データ圧縮部を備える地震動時系列データ処理装置であって、
前記時系列データ圧縮部は、
Xが0を含む正の整数の場合(X≧0)には、以下の式(1)、(2)でXをYに圧縮し、
Y=X div 2D (Z ≦ C+D) 式(1)
Y=(Z-(C+D))・2C+( X div 2Z-(C+1)) mod 2C (C+D < Z) 式(2)
(ただし、
ZはXをビット表現した場合に1であるビットの最上位の位置(ただし最下位ビットの位置を1として数える)で、
X≠0の場合、Z=[log2(X)] +1 式(3)
X=0の場合、Z=0 式(4)
Cは仮数部ビット長、
Dは切り捨てビット長、
Eは対数部ビット長
で、C、D、Eは非負の整数であり、
B=C+E+1 式(5)
C+2E+D=A 式(6)
を満たす。)
Xが負の整数の場合(X<0)には、
V=-X-1 式(7)
として、
Xをビット単位否定したデータVを前記の式(1)、(2)で圧縮した結果をWとし、
Y=-W-1 式(8)
として、
Wをビット単位否定した結果を圧縮結果Yとする
ことを特徴とする地震動時系列データ処理装置。
ここで
[]はガウス記号で、[P]は、Pを越えない最大の整数を表す。
divは除算を表す記号で、P div Q は、PをQで割った商を表す。
modは剰余を表す記号で、P mod Q は、PをQで割った剰余を表す。
また、ビット単位否定はビット列100111102を011000012に変換するような操作である。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (6件):
2G105AA03
, 2G105BB01
, 2G105EE02
, 2G105GG00
, 2G105MM01
, 2G105NN02
引用特許:
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