特許
J-GLOBAL ID:201703017423210409

乗員の感性向上システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 村田 実 ,  戸塚 清貴
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-246009
公開番号(公開出願番号):特開2017-109635
出願日: 2015年12月17日
公開日(公表日): 2017年06月22日
要約:
【課題】個々の運転者に対応して、所定の感性状態(例えばわくわく感)をもって運転できるようにする。 【解決手段】わくわく感が得られるようなお手本となる基本運転者状態を環境に対応させて記憶した第1DB(データベース)10を有する。検出手段1で検出された運転者状態に基づいて、運転者がわくわく感を有しないと判定されたときは、検出手段2で検出される環境を第1DB10に照合して得られる基本運転者状態と検出された運転者状態とを比較することにより、わくわく感を向上させるための制御対象とその制御量が決定される(感性状態推定手段11、制御量決定手段12)。学習器15によって、前記制御量と環境と運転者状態とに基づいて運転者固有の学習値が決定され(学習値は第2DB16に記憶)。学習値が存在する状態となった後は、学習値を加味して制御対象に対する制御量が決定される。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
環境を検出する環境検出手段と、 移動体を運転する運転者の状態を検出する運転者状態検出手段と、 所定の感性状態が得られるようなお手本となる基本運転者状態を環境に対応させて記憶した第1データベースと、 前記運転者状態検出手段で検出された運転者状態に基づいて、運転者の感性状態を推定する感性状態推定手段と、 前記感性状態推定手段によって運転者が前記所定の感性状態でないと推定されたときに、前記環境検出手段で検出される環境を前記第1データベースに照合して得られる基本運転者状態と前記運転者状態検出手段で検出された運転者状態とに基づいて、前記所定の感性状態となる方向となるように移動体に搭載された制御対象への制御量を決定する制御量決定手段と、 前記制御量決定手段で決定された制御量でもって前記制御対象を制御する制御手段と、 前記制御手段による制御量と前記環境検出手段により検出される環境と前記運転者状態検出手段により検出される運転者状態とに基づいて、該検出された環境と該検出された運転者状態とに対応した運転者固有の学習値を決定する学習値決定手段と、 前記学習値決定手段で決定された学習値を、環境と運転者状態とに対応づけて記憶する第2データベースと、 を備え、 前記制御量決定手段は、前記第2データベースに学習値が存在するときは、該学習値を加味して前記制御対象に対する制御量を決定する、 ことを特徴とする乗員の感性向上システム。
IPC (6件):
B60R 16/037 ,  B60R 11/02 ,  B60J 1/00 ,  B60R 13/02 ,  B60R 16/02 ,  B60N 2/14
FI (6件):
B60R16/037 ,  B60R11/02 S ,  B60J1/00 G ,  B60R13/02 B ,  B60R16/02 660B ,  B60N2/14
Fターム (12件):
3B087BA07 ,  3D020BA10 ,  3D020BB01 ,  3D020BE03 ,  3D023BA01 ,  3D023BB08 ,  3D023BB09 ,  3D023BC01 ,  3D023BD03 ,  3D023BD08 ,  3D023BD12 ,  3D023BE12
引用特許:
審査官引用 (9件)
  • 車両用制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2007-274967   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • 心理状態推定装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2008-114208   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • 音楽再生装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-279461   出願人:株式会社デンソー
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引用文献:
審査官引用 (2件)
  • 感情のモデルと工学的応用の動向
  • 音声に含まれる感情情報の認識 Emotion recognition in speech

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