特許
J-GLOBAL ID:201703018184460267

表面状態監視装置及び表面状態監視方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 亀谷 美明 ,  金本 哲男 ,  萩原 康司 ,  松本 一騎
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-566295
特許番号:特許第6179680号
出願日: 2016年04月08日
要約:
【課題】金属体表面の、特定の色相を持つ領域と、特定の色相を持たず、表面の粗さが変化している領域とを監視する。 【解決手段】光軸が金属体表面の法線方向と略平行なラインセンサカメラと、金属体表面に帯状の照明光を照射する第1、第2及び第3の照明光源とを有し、照射した3つの照明光の各反射光を各々区別して測定する測定装置と、反射光の輝度値に基づき表面状態監視情報を演算する演算処理装置とを備える。第2及び第3の照明光源は、各光軸とラインセンサカメラの光軸とがなす、第2の角度と第3の角度とが略等しくなるように配設され、第1の照明光源は、ラインセンサカメラの光軸と第1の照明光源の光軸とがなす第1の角度が第2の角度より大きくなるように配設される。演算処理装置は、第1の照明光の反射光の輝度値から金属体表面の色相に関する情報と、第2及び第3の照明光の各反射光の輝度値から金属体の表面粗さに関する情報とを演算する。 【選択図】図2
請求項(抜粋):
【請求項1】金属体の表面状態を判定する表面状態監視装置において、 前記金属体の表面に対して、帯状の第1の照明光を照射する第1の照明光源と、 前記金属体の表面に対して、帯状の第2の照明光を照射する第2の照明光源と、 前記金属体の表面に対して、帯状の第3の照明光を照射する第3の照明光源と、 前記3つの照明光の、前記金属体の表面での反射光をそれぞれ区別して測定するカラーラインセンサカメラと、 前記カラーラインセンサカメラで測定された前記反射光の輝度値に基づいて、前記金属体の表面状態の監視に用いられる表面状態監視情報を演算する演算処理装置と、 を有し、 前記カラーラインセンサカメラは、光軸が前記金属体の表面の法線方向に対して略平行となるように配設され、 前記第2の照明光源及び前記第3の照明光源は、前記カラーラインセンサカメラの光軸と前記第2の照明光源の光軸とがなす第2の角度と、前記カラーラインセンサカメラの光軸と前記第3の照明光源の光軸とがなす第3の角度とが、略等しくなるように配設され、 前記第1の照明光源は、前記カラーラインセンサカメラの光軸と前記第1の照明光源の光軸とがなす第1の角度が、前記第2の角度及び前記第3の角度と異なるように配設され、 前記第1の照明光源、前記第2の照明光源及び前記第3の照明光源は、前記第1の角度が前記第2の角度及び前記第3の角度より大きくなるように配設され、 前記演算処理装置は、 前記第1の照明光の反射光の輝度値、前記第2の照明光の反射光の輝度値、及び前記第3の照明光の反射光の輝度値に基づいて、前記表面状態監視情報として、金属体の表面の色相に関する第1の情報、及び、金属体の表面粗さに関する第2の情報を演算し、 前記金属体の表面の色相に関する前記第1の情報、及び、前記金属体の表面粗さに関する前記第2の情報に基づき前記金属体の表面状態を判定する、表面状態監視装置。
IPC (2件):
G01N 21/892 ( 200 6.01) ,  G01B 11/30 ( 200 6.01)
FI (2件):
G01N 21/892 B ,  G01B 11/30 102 Z
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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