特許
J-GLOBAL ID:201703019287033436

異材接合体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 香本 薫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-078006
公開番号(公開出願番号):特開2016-175128
出願日: 2016年04月08日
公開日(公表日): 2016年10月06日
要約:
【課題】素材から製品形状まで鍛造加工で成形され、表面に絶縁層(鋼材より高い抵抗の皮膜)が形成された鋼製の異材接合用リベットを用いた異種接合体において、リベットを軽合金材に打ち込んだとき、リベットに形成した絶縁層が剥がれないようにし、これによりスポット溶接時の電流が軽合金材に流れるのを防止する。【解決手段】異材接合体は、軽合金材22と、軽合金材22にかしめ接合された鋼製の異材接合用鍛造リベット1と、軽合金材2と重ねられた鋼材25からなる。異材接合用リベット1は、板状の頭部と軸部からなり、軸部が、第1軸部と、第1軸部の先端部に形成された環状の突出部と、第1軸部より断面積が小さく、突出部からさらに先端方向に延びる第2軸部6からなる。軸部及び頭部の表面(前記軽合金材と接する面)に絶縁層が形成されている。リベット1の軸部と鋼材25がスポット溶接されている。【選択図】図6
請求項(抜粋):
軽合金材と、前記軽合金材にかしめ接合された鋼製の異材接合用鍛造リベットと、前記軽合金材と重ねられた鋼材からなり、前記異材接合用鍛造リベットは、板状の頭部と前記頭部から延びる軸部からなり、前記軸部が、前記頭部から延びる第1軸部と、前記第1軸部の先端部において外周方向に突出する環状の突出部と、前記第1軸部より断面積が小さく、前記突出部からさらに先端方向に延びる第2軸部からなり、前記軸部及び前記頭部のうち前記軽合金材と接する面に、前記鋼材より高い抵抗の皮膜が形成されており、前記異材接合用鍛造リベットの軸部が前記軽合金材を貫通し、前記頭部と突出部との間で前記軽合金材にかしめ接合され、前記軸部の先端が前記鋼材にスポット溶接され、前記軽合金材と前記第2軸部の間に隙間が形成されていることを特徴とする異材接合体。
IPC (7件):
B21K 1/62 ,  B23K 11/20 ,  B21D 39/03 ,  F16B 5/08 ,  F16B 4/00 ,  F16B 19/06 ,  F16B 5/04
FI (8件):
B21K1/62 A ,  B23K11/20 ,  B21D39/03 Z ,  F16B5/08 A ,  F16B4/00 N ,  F16B4/00 G ,  F16B19/06 ,  F16B5/04 C
Fターム (18件):
3J001FA02 ,  3J001GA02 ,  3J001GA03 ,  3J001GB01 ,  3J001HA02 ,  3J001HA07 ,  3J001JD04 ,  3J001JD07 ,  3J001JD11 ,  3J001KA21 ,  3J001KB01 ,  3J036AA04 ,  3J036BA02 ,  3J036EA03 ,  4E087DB01 ,  4E087DB11 ,  4E087DB24 ,  4E087HA58
引用特許:
審査官引用 (4件)
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