特許
J-GLOBAL ID:200903001782005792
鋼材と軽合金材との異材接合方法および異材接合体、鋼材との異材接合用軽合金材、鋼材と軽合金材との異材接合用リベット。
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
梶 良之
, 須原 誠
, 竹中 芳通
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-139811
公開番号(公開出願番号):特開2009-285678
出願日: 2008年05月28日
公開日(公表日): 2009年12月10日
要約:
【課題】スポット溶接への適用条件の制約や問題が無く、鉄-鉄の同種材同士のスポット溶接とでき、しかも、軽合金材と前記鉄系リベットとのかしめ接合も加えた相乗効果によって、高い接合強度を得ることができる、鋼材と軽合金材との新規な異材接合方法を提供することにある。【解決手段】鋼材10と軽合金材20との異材同士を接合する方法であって、軽合金材20と鉄系リベット1とをスポット溶接の前工程にて予め接合しておき、その後、リベット1と鋼材10とをスポット溶接することからなり、リベット1にかしめ用の凹部5を形成し、リベット軸部3を軽合金材20に埋め込み、貫通させる際に、軽合金材料23を前記凹部5内に塑性流動させて、軽合金材20をこのリベット1にかしめておき、その上で、リベット軸部3と鋼材10との界面範囲内のみで溶接ナゲット12を形成させるスポット溶接を行って、異材接合体を製作することである。【選択図】図8
請求項(抜粋):
リベット接合とスポット溶接とを合わせて用いて、鋼材と軽合金材との異材同士を接合する方法であって、以下のa〜gの要件を有することを特徴とする鋼材と軽合金材との異材接合方法。
a.前記軽合金材と鉄系金属材料からなるリベットとをスポット溶接の前工程にて予め接合しておき、その後、このリベットと前記鋼材とをスポット溶接する。
b.前記リベットを、頭部と軸部とからなる略T字断面形状を有するとともに、頭部または/および軸部に前記軽合金材をかしめるための凹部を形成したものとする。
c.前記軽合金材と前記リベットとの接合に際して、このリベットの軸部を前記軽合金材の鋼材とのスポット溶接相当位置に打ち込む。
d.このリベット打ち込みに際して、このリベットの軸部によって軽合金材を打ち抜きつつ、前記リベット軸部先端を前記軽合金材の鋼材との接合面側に貫通させて、リベット軸部を前記軽合金材に埋め込む。
e.このリベット打ち込みに際して、更に、前記軽合金材を、このリベットの前記軽合金材をかしめるための凹部内に塑性流動させて、このリベットにかしめておく。
f.その上で、このリベットを埋め込んだ軽合金材と前記鋼材とを必要箇所において重ね合わせるとともに、この鋼材と前記リベット軸部先端とを接触させる。
g.次に、軽合金材側の前記リベット頭部側と前記鋼材側とを、各々電極によって加圧しながら、これら電極同士を前記リベットを介して通電することによって、前記リベット軸部と鋼材との界面範囲内のみで溶接ナゲットを形成させるスポット溶接を行う。
IPC (7件):
B23K 11/20
, B23K 11/11
, B23K 11/34
, B21D 39/00
, F16B 5/08
, F16B 4/00
, B21J 15/02
FI (8件):
B23K11/20
, B23K11/11 540
, B23K11/34
, B21D39/00 B
, F16B5/08 A
, F16B4/00 H
, F16B4/00 N
, B21J15/02 D
Fターム (10件):
3J001FA02
, 3J001GA02
, 3J001GA03
, 3J001GB01
, 3J001HA02
, 3J001JD07
, 3J001JD11
, 3J001KA21
, 3J001KB01
, 4E065EA04
引用特許:
出願人引用 (9件)
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高強度電気亜鉛系めっき鋼板
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-093831
出願人:住友金属工業株式会社
-
異材接合体
公報種別:公開公報
出願番号:特願2005-343517
出願人:株式会社神戸製鋼所
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異材接合体
公報種別:公開公報
出願番号:特願2006-110070
出願人:株式会社神戸製鋼所
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