特許
J-GLOBAL ID:201703019897301920

回転2軸運動の同期精度の診断方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人みのり特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-084340
公開番号(公開出願番号):特開2017-193012
出願日: 2016年04月20日
公開日(公表日): 2017年10月26日
要約:
【課題】回転2軸運動の同期精度を定量的に低コストで簡単に診断できる方法を提供する。【解決手段】球がプレート面上に1つ又は複数の交差点もつリサージュ図形となる軌跡を描くように、プレートを、直交する2軸のうちの一方の軸のまわりに第1の正弦関数の振幅で与えた角度で回転運動させると同時に、他方の軸のまわりに第2の正弦関数の振幅で与えた角度で回転運動させ、2軸のまわりの回転運動が正確に同期しているとしてシミュレーションによって得た基準リサージュ図形と2軸のそれぞれとの交点からの、プレート面上に描かれたリサージュ図形と2軸のそれぞれとの対応する交点の偏差、及び基準リサージュ図形の交差点からのプレート面上に描かれたリサージュ図形の対応する交差点の偏差に基づき、2軸のまわりの回転運動の振幅および位相差の同期誤差をそれぞれ定量的に検出し、2軸のまわりの回転運動の同期精度を診断する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
(1)直交する2軸のまわりに互いに独立に回転可能に支持された平坦なプレート面上に球を置き、 (2)前記球が前記プレート面上において1つまたは複数の交差点もつリサージュ図形となる軌跡を描くように、前記プレートを、前記2軸のうちの一方の軸のまわりに第1の正弦関数の振幅で与えた角度でもって周期的に回転運動させると同時に、前記2軸のうちの他方の軸のまわりに第2の正弦関数の振幅で与えた角度でもって周期的に回転運動させ、 (3)前記2軸のまわりの回転運動が正確に同期しているとしてシミュレーションによって得た基準リサージュ図形と前記2軸のそれぞれとの交点からの、前記プレート面上に描かれたリサージュ図形と前記2軸のそれぞれとの対応する交点の偏差に基づいて、前記2軸のまわりの回転運動の振幅の同期誤差を定量的に検出するとともに、前記基準リサージュ図形の交差点からの前記プレート面上に描かれたリサージュ図形の対応する交差点の偏差に基づいて、前記2軸のまわりの回転運動の位相差の同期誤差を定量的に検出することによって、前記2軸のまわりの回転運動の同期精度を定量的に診断することを特徴とする方法。
IPC (2件):
B23Q 17/00 ,  G01M 99/00
FI (2件):
B23Q17/00 A ,  G01M99/00 A
Fターム (8件):
2G024AD09 ,  2G024BA02 ,  2G024BA11 ,  2G024CA04 ,  2G024CA08 ,  2G024DA01 ,  2G024EA14 ,  3C029EE02
引用特許:
出願人引用 (3件)

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