特許
J-GLOBAL ID:201703020003817279

ガラス板を強化するための方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 森田 順之 ,  轟木 哲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-097879
公開番号(公開出願番号):特開2017-206433
出願日: 2017年05月17日
公開日(公表日): 2017年11月24日
要約:
【課題】 ガラス板を強化するための方法および装置を提供する。【解決手段】 ガラス板は強化温度に加熱され、急冷はガラス板の両面に冷却空気を噴射することによって実行される。ガラス板の両側部(G1)の上面および下面の急冷はガラス板の中間部分(G2)の上面および底面の急冷より早く開始されるまたはより効果的に急冷の早い段階で行われる。その結果、所望の強化温度に必要な圧縮応力が中間部分の両面より早く側部の両面に構築される。これを達成するためにガラス板の上方および下方に冷却空気エンクロージャー(4)に冷却効果が弱められたサブ領域(A)が設けられている。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
ガラス板を強化温度に加熱することと、6kPa以上の噴射圧力および30mm以下のガラス板の両面までの噴射距離(H)で冷却空気を噴射することによって急冷工程を行うこととを含み、強化の後であってもガラス板が平面性を保持するように厚さ4mm以下の薄い平面ガラス板を少なくとも100MPaの表面圧縮応力に強化するための方法において、強化されたガラス板の双安定性を排除また減少させるためにガラス板の両側部(G1)の上面および下面の急冷がガラス板の中間部分(G2)の上面および下面の急冷より早く開始される、または急冷の早い段階でより効果的に実施され、これにより両側部に少なくとも100MPaの表面圧縮応力の強化度を発生するガラスの厚さ方向の温度分布を中間部分より前に設けられることを特徴とする方法。
IPC (1件):
C03B 27/044
FI (1件):
C03B27/044
Fターム (4件):
4G015CA04 ,  4G015CA10 ,  4G015CB01 ,  4G015CC01
引用特許:
審査官引用 (7件)
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