特許
J-GLOBAL ID:201703020312064960

トルク変動抑制装置、トルクコンバータ、及び動力伝達装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 新樹グローバル・アイピー特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-179180
公開番号(公開出願番号):特開2017-053467
出願日: 2015年09月11日
公開日(公表日): 2017年03月16日
要約:
【課題】回転部材のトルク変動を抑えるための装置において、比較的広い回転数域においてトルク変動のピークを抑える。【解決手段】この装置は、イナーシャリング20と、遠心子21と、カム機構22と、を備えている。イナーシャリング20は、出力側回転体12と軸方向に並べて配置され、出力側回転体12とともに回転可能であり、出力側回転体12に対して相対回転自在である。遠心子21は出力側回転体12及びイナーシャ20の回転による遠心力を受ける。カム機構22は、カム26及びカムフォロア25を有し、遠心子21に作用する遠心力を受けて、出力側回転体12及びイナーシャリング20を回転させるとともに、出力側回転体12とイナーシャリング20との間に回転方向における相対変位が生じたときには、遠心力を、相対変位が小さくなる方向の円周方向力に変換する。【選択図】図3
請求項(抜粋):
トルクが入力される回転体のトルク変動を抑制するためのトルク変動抑制装置であって、 前記回転体と軸方向に並べて配置され、前記回転体とともに回転可能であり、かつ前記回転体に対して相対回転自在に配置された質量体と、 前記回転体及び前記質量体の回転による遠心力を受けるように配置された遠心子と、 前記遠心子、又は前記回転体及び前記質量体のいずれかに設けられたカムと、前記回転体及び前記質量体のいずれか、又は前記遠心子に設けられたカムフォロアと、を有し、前記遠心子に作用する遠心力を受けて、前記回転体と前記質量体との間に回転方向における相対変位が生じたときには、前記遠心力を、前記相対変位が小さくなる方向の円周方向力に変換するカム機構と、 を備えたトルク変動抑制装置。
IPC (3件):
F16F 15/14 ,  F16H 45/02 ,  F16F 15/31
FI (3件):
F16F15/14 Z ,  F16H45/02 Y ,  F16F15/31 B
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 車両用の駆動システム
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2014-513096   出願人:ツェットエフフリードリッヒスハーフェンアクチエンゲゼルシャフト
  • 捩り振動低減装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2009-253821   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • 吸振器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2009-102181   出願人:トヨタ自動車株式会社
全件表示
審査官引用 (4件)
  • 車両用の駆動システム
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2014-513096   出願人:ツェットエフフリードリッヒスハーフェンアクチエンゲゼルシャフト
  • 捩り振動低減装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2009-253821   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • 吸振器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2009-102181   出願人:トヨタ自動車株式会社
全件表示

前のページに戻る