特許
J-GLOBAL ID:201703020845575648

統合型水素化分解及び流動接触分解システム及びプロセス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 新保 斉
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-501132
特許番号:特許第6054366号
出願日: 2012年03月09日
請求項(抜粋):
【請求項1】 300°Cを超える沸点を有する炭化水素を含有する供給材料を、中間留分及び軽質オレフィン、プロピレン及びブチレンに変換するための統合型水素化分解及び流動接触分解プロセスであって、 a.前記供給材料及び水素を、第1の水素化分解触媒を含有する第1の水素化分解反応帯に導入して、第1の反応帯溶出物を生成するステップ、 b.前記第1の反応帯溶出物を分留帯に送って、少なくとも低沸点留分及び高沸点留分、並びに随意に1つ又は複数の中間留分を生成するステップ、 c.前記高沸点留分を流動接触分解反応及び分離帯に送り、前記流動接触分解反応及び分離帯が、オレフィン消費反応を最小限に抑える条件下で操業し、下降流構成である流動接触分解反応器を含み、580°C〜630°Cの範囲の反応温度、10:1〜30:1の触媒対油比、並びに0.1秒〜1秒の触媒粒子及び前記高沸点留分間の接触時間で操業するステップ、 d.前記供給材料の容積に基づき、少なくとも10V%〜20V%の量の軽質オレフィン、プロピレン及びブチレンを、前記流動接触分解反応及び分離帯から回収するステップ、 e.前記流動接触分解反応及び分離帯からガソリンを回収するステップ、 f.前記流動接触分解反応及び分離帯からの残りの循環油の少なくとも一部分並びに水素を、第2の水素化分解触媒を含有する第2の水素化分解反応帯に運搬して、第2段階溶出物を生成するステップ、及び g.前記第2段階溶出物の少なくとも一部分を、前記分留帯及び/又は前記第1の水素化分解反応帯に再循環させるステップを含み 前記統合型水素化分解及び流動接触分解プロセスは、前記第1及び第2の水素化分解反応帯のいずれか又は両方において水素化分解ユニットの変換率を変更することにより、所望の産物スレートに基づいて、柔軟性を提供するように操業され、前記水素化分解ユニットの変換率の変更は、 前記第1の又は第2の水素化分解反応帯において効率が低下した触媒で操業することにより、残油生産を促進し、流動接触分解反応器への供給材料の量を増加させ、それによりその産物オレフィン及び/又はガソリンの増加をもたらすこと、又は 比較的低いレベルの水素供給で操業することにより、水素の費用を低減し、流動接触分解反応器への供給材料の量を増加させ、それによりその産物オレフィン及び/又はガソリンの増加をもたらすこと の1つまたは複数によるものであり、前記第1の又は第2の水素化分解反応帯における前記操業条件は、1m3当たりの正規化m3で500(Nm3/m3)〜2500Nm3/m3の水素/油比を含む、プロセス。
IPC (3件):
C10G 69/04 ( 200 6.01) ,  C10G 47/00 ( 200 6.01) ,  C10G 11/18 ( 200 6.01)
FI (3件):
C10G 69/04 ,  C10G 47/00 ,  C10G 11/18
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (5件)
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