特許
J-GLOBAL ID:201003011989172822

石油原料からのプロピレン生成量を最大化するための過酷度流動接触分解方法の高度制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件): 特許業務法人浅村特許事務所 ,  浅村 皓 ,  浅村 肇 ,  安藤 克則 ,  池田 幸弘 ,  浅野 裕一郎 ,  上村 陽一郎
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-536277
公開番号(公開出願番号):特表2010-509329
出願日: 2007年11月07日
公開日(公表日): 2010年03月25日
要約:
プロピレン生成量を最適化する目的をもって、安定Y型ゼオライトと少量の希土類金属酸化物とを含む基本分解触媒と、形状選択性ゼオライトとからなる触媒混合物とを、再生域、分離域、及びストリップ域を有する、比較的過酷な条件下で炭化水素の転化が起こる下向流型流動接触分解装置において接触させることによりガスオイルのような石油を接触分解させる。本流動接触分解プロセスに従い、適切な工程制御を適用し、システムを監視することにより、プロピレンのような軽質オレフィンの生成を最大化する。予測システムをテストする工程モデル及び履歴データは、FCC装置における潜在的劣化及び装置の欠陥を早期警告することができる。
請求項(抜粋):
石油供給原料の流動接触分解方法であって、 (A)石油供給原料を分解触媒混合物と接触させる工程であって、 該分解触媒混合物は (i)安定Y型ゼオライトと0.6重量%未満の希土類金属酸化物とを含む基本分解触媒55〜95重量%、 (ii)形状選択性ゼオライト5〜45重量%、及び (iii)リン含有化合物10重量%以下 を含む工程、 (B)500°C〜650°Cの温度、約0.05〜3.0秒の接触時間に維持した流動接触分解装置の反応域において、該分解触媒混合物と供給原料油とを反応させ、生成物流、未反応供給原料油及び消費済み触媒の混合物を得る工程であって、 該反応域への供給原料油及び触媒の添加は、プロセス制御により制御される工程、 及び (C)消費済み触媒及び未反応供給原料油から、生成物流を分離及び収集する工程、 を含む方法であって、 該プロセス制御が (a)原料データ、生成物物性データ及び操作条件を連続監視するステップ、 (b)監視された原料データ、生成物物性データ及び操作条件に基づいて、プロセスモデルを発展させるステップ、 (c)プロセス性能を該プロセスモデルと比較するステップ、及び (d)最適化されたプロピレン生成が得られるように操作条件を調整するステップ を含む 方法。
IPC (3件):
C07C 4/06 ,  C10G 11/18 ,  C07C 11/06
FI (3件):
C07C4/06 ,  C10G11/18 ,  C07C11/06
Fターム (37件):
4H006AA02 ,  4H006AC26 ,  4H006AD17 ,  4H006BA71 ,  4H006BA84 ,  4H006BA85 ,  4H006BC10 ,  4H006BC11 ,  4H006BC18 ,  4H006BC31 ,  4H006BC34 ,  4H006BC37 ,  4H006BD33 ,  4H006BD36 ,  4H006BD52 ,  4H006BD81 ,  4H006BD82 ,  4H039CA29 ,  4H039CK10 ,  4H129AA02 ,  4H129CA04 ,  4H129CA07 ,  4H129CA08 ,  4H129CA09 ,  4H129CA28 ,  4H129DA04 ,  4H129GA12 ,  4H129KA02 ,  4H129KB03 ,  4H129KC14X ,  4H129KC16X ,  4H129KD08X ,  4H129KD37X ,  4H129LA11 ,  4H129LA14 ,  4H129NA26 ,  4H129NA37
引用特許:
審査官引用 (11件)
  • 重質油の流動接触分解方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-045198   出願人:財団法人石油産業活性化センター, キングファハドユニバーシティオブペトロリアムアンドミネラルズ, 日石三菱株式会社
  • 特開平4-356591
  • プロセスモデル評価装置およびプロセスモデル評価方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-153559   出願人:株式会社日立製作所
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