特許
J-GLOBAL ID:201703021319914175

吸着分離によって空気から酸素を分離して取得する方法およびそのための装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 江崎 光史 ,  鍛冶澤 實 ,  上西 克礼 ,  虎山 一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-134998
公開番号(公開出願番号):特開2017-014101
出願日: 2016年07月07日
公開日(公表日): 2017年01月19日
要約:
【課題】従来の酸素製造法よりも安価で電力原単位も低値を維持する低トータル酸素製造コストの空気からの酸素、窒素分離方法を提供する。【解決手段】窒素吸着塔4に大気圧以上の高圧で空気を供給して、窒素、水分、CO2等を除去して窒素吸着塔4の後方に設けられた製品酸素タンクに貯蔵して、酸素に富む空気を取得する窒素吸着工程、酸素濃度が低下する前に、窒素吸着塔4後方に設置した窒素吸着剤12を充填した補助吸着塔13の前方と窒素吸着塔4の後方を連結し、塔後方に残留する酸素を補助吸着塔13で回収する残留酸素回収工程、窒素吸着塔4の減圧再生工程終了後、大気圧の窒素吸着塔4の後方と補助吸着塔13の前方を連結して回収した酸素を窒素吸着塔の後方から供給して、窒素吸着塔4の圧力を上昇させる昇圧工程、からなる一連の工程を遂行することを特徴とする吸着分離によって空気から酸素を分離して取得する方法。【選択図】図1
請求項(抜粋):
前方に水分吸着剤を充填し、後方に窒素吸着剤を充填した窒素吸着塔に、大気圧以上 の高圧で湿り空気を供給して、窒素、水分、CO2等を除去して塔後方から酸素を回収し て(窒素吸着工程)、酸素濃度が低下する前に、塔後方に設置した窒素吸着剤を充填した補 助吸着塔の前方と窒素吸着塔の後方を連結して、塔後方に残留する酸素を補助吸着塔に移 行し(残留酸素回収工程)、高圧の窒素吸着塔を塔前方から系外に開放して、吸着した窒 素を放出して大気圧に減圧し(減圧再生工程)、大気圧の窒素吸着塔の後方と補助吸着塔 の前方を連結して回収した酸素を窒素吸着塔の後方から供給して、窒素吸着塔の圧力を上 昇し(昇圧工程)、湿り空気を供給する窒素吸着工程に戻ることを特長とする、空気から の酸素と窒素の分離方法および装置。
IPC (4件):
C01B 13/02 ,  B01D 53/047 ,  B01J 20/18 ,  B01J 20/34
FI (4件):
C01B13/02 A ,  B01D53/047 ,  B01J20/18 B ,  B01J20/34 F
Fターム (21件):
4D012BA01 ,  4D012BA02 ,  4D012CA05 ,  4D012CB13 ,  4D012CB16 ,  4D012CD07 ,  4D012CG01 ,  4D012CG02 ,  4D012CJ06 ,  4G042BA14 ,  4G042BA15 ,  4G042BA20 ,  4G042BA21 ,  4G042BA41 ,  4G042BB02 ,  4G042BC05 ,  4G066AA62B ,  4G066CA27 ,  4G066CA37 ,  4G066DA03 ,  4G066GA14
引用特許:
出願人引用 (8件)
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審査官引用 (8件)
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