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J-GLOBAL ID:201802210037617387   整理番号:18A1649522

ビールの化学,フレーバ及びフレーバ安定性に及ぼす麦芽源の影響【JST・京大機械翻訳】

Influence of malt source on beer chemistry, flavor, and flavor stability
著者 (10件):
資料名:
巻: 113  ページ: 487-504  発行年: 2018年 
JST資料番号: D0633A  ISSN: 0963-9969  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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醸造産業における飲料品質は,成分特性により大きく影響される。ビールフレーバーへの酵母やホップのような原料の寄与は良く理解されている。しかしながら,オオムギ遺伝子型および/または環境がフレーバー(麦芽のソース)に及ぼす影響は,ほとんど調査されていない。ここでは,(i)6つの商業的麦芽源間の代謝産物の違いがある場合,(ii)麦芽化学の違いがビールの化学に反映されるか,(iii)ビール化学の違いがフレーバーとフレーバー安定性を通してビールの官能特性に影響するかどうかを調べた。麦芽の6つの異なる供給源(3つの麦芽から6つの品種)を,フレーバーの違いを評価するために設計された処方を用いて6つのビールに醸造した。メタボロミクス及びイオノミクスを用いて,UHPLC-及びHILIC-MS(不揮発性代謝物),HS-SPME/GC-MS(ビール揮発分)及びICP-MS(麦芽金属)を用いて6種の麦芽及びビールの化学的変動を特性化した。これらの分析により,麦芽中の合計5042の化合物が検出され,そのうち217が注釈され,アミン,アミノ酸,脂肪酸/脂質/脂肪酸,炭水化物/グルコシド/糖酸/糖アルコール,カルボン酸誘導体,有機酸,フェノール類/ベンゼン類,テルペン類,および有機硫黄類を含んだ。。これらの化合物は,アミン類,アミノ酸類,脂肪酸類/糖類,有機酸類,フェノール類/ベンゼン類,テルペン類,および有機硫黄類を含んでいた。全部で4568の化合物がビール中に検出され,そのうち246はエステル,アルデヒド,およびアルコールを含んでいた。統計解析により,6つの麦芽(50/217麦芽代謝産物)とビール(150/246)の間の化学的変動を明らかにした。4°Cでの貯蔵の0,4および8週間における45の官能特性に対する修正記述分析を用いて,6つのビールをフレーバーについて評価した。官能データの主成分分析により,8週間で6つのビールの間でフレーバーの違いが明らかになり,MALTタイプのFull Pintはコーンチップとして果実とMeredithとして記述された。代謝産物及び官能データを統合し,ビール及び注釈麦芽及びビールにおけるフレーバープロファイル間の関連を明らかにした。ビールにおける果実またはコーンチップフレーバープロファイルは,ビールプリン/ピリミジン,揮発性ケトン,アミンおよびフェノール類,麦芽脂質,糖類,フェノール類,アミン類およびアルカロイド類に関連していた。まとめると,これらのデータはビールフレーバーとフレーバー安定性における麦芽源の役割を支持する。生成分として,オオムギ遺伝子型の麦芽はフレーバーへの寄与を評価することができ,これはビールのフレーバー,フレーバー安定性および品質を選択的に改善するための植物育種,農学および麦芽加工の将来の目標である可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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