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J-GLOBAL ID：201802210127080867   整理番号：18A0317435

シンギング・リンの振動音響解析 その2

著者 (7件)： 黒沢良夫 (帝京大) ,  赤坂修一 (東京工大) ,  岡村宏 (芝浦工大) ,  大石久己 (工学院大) ,  飛澤泰樹 (東京都産業技術研究セ) ,  和真音 (Sion Inc.) ,  三谷長秀 (シンギング・リン協)
資料名： 制振工学研究会技術交流会資料集(CD-ROM)
巻： 2017  ページ： ROMBUNNO.SDT17021  発行年： 2017年 
JST資料番号： L6610B  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 制振工学研究会・振動音響解析ワーキンググループでは,音響楽器シンギング・リンについて,振動挙動,音響特性の解析を行っている。本年は,中央加振法を用いた,シンギング・リン素材の力学物性測定とFEMを用いた,振動,音響への形状の影響について考察した。中央加振法では,片持ち梁法に対して,より妥当な弾性率,損失係数が得られた。シンギング・リンの音色は,各次数の音の周波数が整数比になる。基本的な形状である楕円体,半球+円柱,円柱の実固有値解析を行ったところ,各次数の振動は観測されたものの,整数比にはならなかった。また,FEMによる振動音響解析から,各次数に対応した音圧ピーク,さらに各ピークは,うなりの原因となる周波数の近い対のピークとして観測され,実測の傾向と一致した。また,二つのシンギング・リンを配置した際の共鳴現象も再現できた。(著者抄録)

シソーラス用語： *音響振動 ,  音色 ,  片持梁 ,  解析 ,  有限要素法 ,  共鳴 ,  音圧 ,  エネルギー損失 ,  係数 ,  弾性係数 ,  *音響特性 ,  励振
準シソーラス用語： シンギング・リン【打楽器】 ,  固有値解析 ,  FEM【有限要素法】 ,  損失係数 ,  弾性率 ,  打楽器 ,  加振

分類 (1件)： 楽器音響  (BB03070Y)

タイトルに関連する用語 (2件)： 振動音響 ,  解析