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J-GLOBAL ID：201802212187894392   整理番号：18A0639081

交差点規模が安全性に及ぼす効果の巨視的・微視的分析

Macroscopic and Microscopic Analysis of Effects of Scales of At-Grade Intersections on Road Traffic Safety

著者 (6件)： 川渕翔太郎 ((株)オリエンタルコンサルタンツ) ,  飯田翔生 (千葉工業大学工学部建築都市環境学科) ,  西川尚志 ((株)オリエンタルコンサルタンツ) ,  藤井駿 ((株)オリエンタルコンサルタンツ) ,  長尾智之 (国土交通省中国地方整備局福山河川国道事務所) ,  赤羽弘和 (千葉工業大学都市環境工学科)
資料名： 交通工学論文集(Web)  (JSTE Journal of Traffic Engineering (Web))
巻： 4  号： 1  ページ： A_265-A_273(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： U0617A  ISSN： 2187-2929  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 広島県福山市の国道2号上の隣接する17信号交差点を対象として,類型別事故リスクと交差点の幾何構造との関係をロバスト回帰した。交通島を配して小規模に設計された交差点において,外れ値となるほど追突事故率が顕著に低いことが分かった。この交差点と,小規模化が計画されている交差点とを対象として,複数のビデオカメラによる観測データから通過車両の走行軌跡を1/30秒間隔で推定し,走行挙動の相違と事故リスクとの関係を比較分析した。その結果,小規模化された交差点においては,進入速度が相対的に高くとも,停止線直前における安全指標値が安定していた。また,左折車が流出側横断歩道を通過する際に,最低速度を維持していることなどが明らかとなった。(著者抄録)

シソーラス用語： 広島県 ,  *交差点 ,  *小規模 ,  ロバスト推定 ,  回帰分析 ,  追突 ,  横断歩道 ,  *安全性 ,  信号交差点 ,  *国道 ,  走行 ,  走行軌跡 ,  *事故防止
準シソーラス用語： ロバスト回帰分析 ,  幾何構造 ,  事故リスク ,  追突事故 ,  福山市

著者キーワード (10件)： 交通安全 ,  平面交差 ,  走行軌跡 ,  ロバスト回帰 ,  カルマンスムーザ ,  Traffic Safety ,  At-Grade Intersection ,  Running Trajectory ,  Robust Regression ,  Kalman Smoother

分類 (2件)： 自動車事故,交通安全  (TB01050G) ,  道路計画・調査,道路の構造  (RC08020X)

引用文献 (10件)：

• 1) 警察庁:平成 28 年における交通事故の発生状況,2017.https://www.npa.go.jp/publications/statistics/koutsuu/H28_zennjiko.pdf,
• 2) 佐藤大士、鈴木弘司、藤田素弘、伊藤太一:走行特性に着目した交差点コンパクト化の効果分析,第 29 回交通工学研究発表会論文報告集,pp. 41-44,2009.
• 3) 鈴木 弘司, 山口 大輔, 藤田 素弘, 大規模交差点における左折車通行時危険性の定量評価, 土木学会 論文集 D3( 土木計画学), Vol. 68, No. 5, p. I_1103-I_1114, 2012.
• 4) 塩見 康博, 渡部 数樹, 中村 英樹, 赤羽 弘和:交差点幾何構造を考慮した幹線道路信号交差点における交通事故リスク要因の分析, 土木学会論文集 D3(土木計画学), Vol. 72,No. 4,pp. 368-379,2016.
• 5) 赤羽弘和,蓮花一己:香川研究-事故発生要因の分析と対策への提言-」 中間報告,IATSS Review,Vol. 41, No. 2,pp. 145-153,2016.

タイトルに関連する用語 (3件)： 交差点 ,  規模 ,  分析