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J-GLOBAL ID：201802218037456866   整理番号：18A0932033

液体中のレーザアブレーションによるナフタロシアニン・ナノ粒子の作製と光音響イメージング用造影剤への応用

Fabrication of naphthalocyanine nanoparticles by laser ablation in liquid and application to contrast agents for photoacoustic imaging

著者 (5件)： YANAGIHARA Ryuga (Tokyo Inst. of Technol., Yokohama, JPN) ,  ASAHI Tsuyoshi (Ehime Univ., Matsuyama, JPN) ,  ISHIBASHI Yukihide (Ehime Univ., Matsuyama, JPN) ,  ODAWARA Osamu (Tokyo Inst. of Technol., Yokohama, JPN) ,  WADA Hiroyuki (Tokyo Inst. of Technol., Yokohama, JPN)
資料名： Japanese Journal of Applied Physics  (Japanese Journal of Applied Physics)
巻： 57  号： 3  ページ： 035001.1-035001.6  発行年： 2018年03月 
JST資料番号： G0520B  ISSN： 0021-4922  CODEN： JJAPB6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 種々のレーザフルエンスでの励起光源としてナノ秒Nd:YAGレーザの第二高調波を用いて液体中のレーザアブレーションにより,ナフタロシアニンナノ粒子を調製し,形状,サイズ,ζ電位,化学構造および光吸収のような,ナフタレンナノ粒子の特性を調べた。走査電子顕微鏡(SEM)と動的光散乱(DLS)測定は,ナノ粒子の粒子サイズがレーザフルエンスにより制御できることを示した。ナノ粒子のIRスペクトルは,100mJ/cm²以上のレーザフルエンスでカルボン酸アニオン種の形成を示した。これはレーザフルエンスに依存してナノ粒子のζ電位をもたらす。また,光音響に対する造影剤への応用の可能性についても検討し,ナフタレンナノ粒子が強い光音響信号を発生させることを確認した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *レーザアブレーション ,  *ナノ粒子 ,  *生体画像 ,  フルエンス ,  高調波 ,  ζ電位 ,  分子構造 ,  電子顕微鏡観察 ,  動的光散乱 ,  光音響効果 ,  大環状化合物 ,  窒素複素環化合物 ,  架橋化合物 ,  芳香族縮合化合物
準シソーラス用語： レーザフルエンス ,  化学構造 ,  *光音響イメージング ,  第二高調波

分類 (1件)： レーザの応用  (BD04100V)

物質索引 (1件)： ナフタロシアニン

引用文献 (56件)：

• A. G. Bell, Am. J. Sci. 20, 305 (1880).
• A. Rosencwaig and A. Gersho, J. Appl. Phys. 47, 64 (1976).
• G. Ku, M. Zhou, S. Song, Q. Huang, H. Hazle, and C. Li, ACS Nano 6, 7489 (2012).
• X. Wang, G. Ku, M. A. Wegiel, D. J. Bornhop, G. Stoica, and L. V. Wang, Opt. Lett. 29, 730 (2004).
• X. Yang, S. E. Skrabalak, Z.-Y. Li, Y. Xia, and L. V. Wang, Nano Lett. 7, 3798 (2007).

タイトルに関連する用語 (8件)： 液体中 ,  レーザアブレーション ,  ナフタロシアニン ,  ナノ粒子 ,  作製 ,  光音響イメージング ,  造影剤 ,  応用