文献
J-GLOBAL ID:201802219992660247   整理番号:18A1369573

Arase宇宙船搭載プラズマ波実験(PWE)の高周波アナライザ(HFA)

High Frequency Analyzer (HFA) of Plasma Wave Experiment (PWE) onboard the Arase spacecraft
著者 (15件):
資料名:
巻: 70  号: May  ページ: 70:82 (WEB ONLY)  発行年: 2018年05月 
JST資料番号: U0519A  ISSN: 1880-5981  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
高周波アナライザ(HFA)は,Arase宇宙船搭載プラズマ波実験(ERG)のサブシステムである。HFAの主な目的は,(1)上部ハイブリッド共鳴(UHR)波の観測から宇宙船周辺の電子数密度を決定すること,(2)20kHz以上の周波数範囲でホイスラモードコーラスの電磁場成分を測定し,(3)嵐時間磁気圏で励起された電波とプラズマ波を観測することである。ワイヤプローブアンテナによって検出されたAC電場の2つの成分と磁気探索コイルによって検出されたAC磁場の1つの成分がHFAに供給される。HFAにアナログとディジタル信号処理を適用することによって,10kHzから10MHzまでの周波数範囲における2つの電場(EEモード)または1つの電場と1つの磁場(EBモード)の分光写真を8秒の間隔で得た。プラズマ圏界面の観測に対して,HFAはPP(プラズマ圏界面)モードで動作することもでき,1MHz以下の1つの電場成分の分光写真が1秒の間隔で得られる。2017年1月から7月までの最初のHFA運転において,以下の結果を得,(1)UHR波,極光キロメーター波放射(AKR),ホイスラモードコーラス,静電電子サイクロトロン高調波,および非熱的地球連続体放射が地磁気的に静穏および擾乱条件でHFAによって観測された。(2)2017年6月10日における偏光観測の試験運用において,基本的なR-XとL-OモードAKRと北極領域における異なるソースからの第二高調波R-XモードAKRを観測した。(3)コンピュータと人間オペレータによる半自動UHR周波数同定をHFA分光写真に適用した。コンピュータによる同定において,強度と帯域幅をチェックすることによって,UHR周波数の候補を狭めるためのアルゴリズムを使用した。次に,コンピュータによって同定されたUHR周波数をチェックし,必要ならば,人間オペレータによって修正した。測定したUHR周波数から導いた電子数密度は,プラズマ圏と頂部電離層の嵐時間発展の研究に有用である。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
磁気圏 

前のページに戻る