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J-GLOBAL ID:201802221042282628   整理番号:18A1295115

ヒトFLT3-LとGM-CSFのヒト化マウスへの導入は骨髄樹状細胞の再構成と成熟を増強し,Foxp3+CD4+T細胞の発生を促進する【JST・京大機械翻訳】

Introduction of Human Flt3-L and GM-CSF into Humanized Mice Enhances the Reconstitution and Maturation of Myeloid Dendritic Cells and the Development of Foxp3+CD4+ T Cells
著者 (11件):
資料名:
巻:ページ: 1042  発行年: 2018年 
JST資料番号: U7074A  ISSN: 1664-3224  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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2つのサイトカイン,fms関連チロシンキナーゼ3リガンド(Flt3-L)および顆粒球マクロファージコロニー刺激因子(GM-CSF)は,in vivoで樹状細胞(DC)発生の必須調節因子であると考えられている。しかしながら,ヒトDCsに対するFlt3-LとGM-CSFの併用効果は,in vivoでは評価されていない。そこで本研究では,ヒト化マウスモデルを用いてこれを評価することを目的とした。ヒトさい帯血から新生児NOjマウスに造血幹細胞を移植することによりヒト化非肥満糖尿病/SCIDマウスを構築し,ヒトFlt3-LとGM-CSFをコードするプラスミドを用いた流体力学的注入仲介遺伝子デリバリーによりin vivoトランスフェクション(IVT)を行った。IVTの後に,Flt3-LとGM-CSFは,hNOJマウスでうまく誘発された。IVTの10日後に,脾臓において,Flt3-LとGM-CSFの両方による処理は,CD1cおよび/またはCD141を発現するCD14+単球様細胞に加えて,2つの骨髄DCサブセット,CD14-CD1c+従来型DCs(cDCs)およびCD14-CD141+cDCsの再構成を増強した。GM-CSF単独では,これらの骨髄細胞集団の再構成に対する影響は少なかった。対照的に,サイトカイン処理のいずれもCD123+形質細胞様DC(pDC)再構成を増強しなかった。再構成レベルに関係なく,3つの細胞集団(CD1c+骨髄細胞,CD141+骨髄細胞およびpDCs)は,CD40,CD80,CD86およびCD184/CXCR4のアップレギュレーションおよびCD195/CCR5のダウンレギュレーションの観点から,サイトカイン処理により成熟できた。特に,GM-CSFはこれら全ての細胞集団においてCD80のアップレギュレーションに寄与した。興味深いことに,脾臓CD4+T細胞内のFoxp3+細胞がGM-CSFの存在下で有意に増加することをさらに観察した。Foxp3+T細胞は,2つのサブ集団,CD45RA-Foxp3~hiとCD45RA-Foxp3~loT細胞に細分化できた。一方,CD45RA-Foxp3~hi T細胞は,GM-CSF単独処理後にのみ増加したが,CD45RA-Foxp3~loT細胞は,Flt3-LとGM-CSFの両方で処理後にのみ増加した。Flt3-L単独処理はFoxp3+T細胞数に影響しなかった。相関分析は,これらFoxp3+サブ集団の発達がDC(様)細胞の成熟状態と関連することを示した。まとめると,本研究はヒトDCsおよび調節性T細胞に対するFlt3-LおよびGM-CSFのin vivo効果を研究するためのプラットフォームを提供する。Copyright 2018 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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免疫反応一般  ,  サイトカイン 

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