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J-GLOBAL ID：201802229192559503   整理番号：18A2058311

オレフィン系樹脂の無水マレイン酸変性と界面の密着性評価 相溶化材によるPP/セルロース複合材料の力学特性の向上

著者 (1件)： 日笠茂樹 (岡山県工技セ)
資料名： 月刊Material Stage  (マテリアルステージ)
巻： 17  号： 12  ページ： 42-46  発行年： 2018年03月10日 
JST資料番号： L5969A  ISSN： 1346-3926  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・無水マレイン酸変性ポリプロピレン(PP)相溶化材によるPP/セルロース複合材料の力学特性の向上の紹介。
・粘弾性測定によるガラス転移点から判定されるPPと相溶化材の相互作用の確認。
・PP/セルロース/相溶化材複合材料の凍結破断面のSEM写真によるセルロースとマトリックスの界面が明瞭に観察されないことによる界面接着の確認。
・PP/セルロース(~0.25体積分率)/相溶化材複合材料の弾性率(向上),引張強度(向上),衝撃強度(低下)の測定によるセルロース含量依存性の確認。
・用いたセルロースが比較的大きく,界面が剥離して空孔を形成した際に端部が集中してマクロな破壊基点となった衝撃強度の低下の原因。

シソーラス用語： *相溶化剤 ,  ポリプロピレン ,  *複合材料 ,  *セルロース ,  接着 ,  衝撃強さ
準シソーラス用語： マレイン化ポリプロピレン ,  界面接着 ,  *高分子複合材料

分類 (2件)： 充填剤,補強材  (YH05030J) ,  機械的性質  (YH02022L)

引用文献 (23件)：

• 飯坂捷義, 日本接着学会誌, 28, 510 (2008)
• S.-Y. Fu, X.-Q. Feng, B. Lauke, Y.-W. Mai, Composites : Part B, 39, 933 (2008)
• 宮崎健輔, 守屋杏輔, 岡崎文保, 寺野稔, 中谷久之, マテリアルライフ学会誌, 21, 40 (2009)
• L. E. Nielsen, J. Appl. Polym. Sci., 10, 97 (1966)
• 日笠茂樹, 藤原和子, 成形加工, 25, 103 (2013)

タイトルに関連する用語 (11件)： オレフィン ,  無水マレイン酸 ,  変性 ,  界面 ,  密着性 ,  評価 ,  相溶化 ,  PP ,  セルロース ,  複合材料 ,  力学特性