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J-GLOBAL ID：201802230664798546   整理番号：18A0811367

沿岸資源の動向を見越した水産業の高度化・安定化に関する研究開発-常温流通ニーズに対応する技術開発-

著者 (5件)： 中西聖代 (宮崎県水試) ,  高橋絵里 (宮崎県水試) ,  大村英二 (宮崎県水試) ,  高橋希元 (東京海洋大) ,  大迫一史 (東京海洋大)
資料名： 宮崎県水産試験場事業報告書(CD-ROM)
巻： 2016  ページ： 215-221  発行年： 2018年03月 
JST資料番号： Y0399B  ISSN： 2188-4072  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 1。冷蔵保存の既製品(フレーク,ミートボール,醤油節,角煮,すり身天ぷら,魚味噌)の常温流通化を検討した結果,ミートボールは既存商品でもレトルト処理のみで商品化が可能であったが,その他の加工品については,商品化のためには作業工程や調味料等を検討する必要があると考えられた。2。魚うどんをレトルト処理した結果,全試験区において破断応力が低くなっていたが,レトルト処理前のうどんと同等の歯ごたえが残っているサンプルもあった。3。醤油節をレトルト処理した結果,色,味において加熱時間による違いは見られなかった。食感についても,加熱温度及び加熱時間による差は見られなかった。ゼラチンを添加した区については,若干しっとりしており,ゼラチンによる物性向上の可能性が考えられた。4。新規常温流通加工品として,県産マイワシを使ったオイルサーディンと骨まで食べられるレンコダイ干し物のレトルト製品を試作した。(著者抄録)

シソーラス用語： 沿岸漁業 ,  水産資源 ,  物的流通 ,  中温 ,  *食品流通 ,  *水産加工 ,  *水産食品 ,  冷蔵食品 ,  商品化 ,  レトルト食品 ,  マイワシ ,  燻製 ,  干物 ,  試作 ,  宮崎県
準シソーラス用語： 水産業 ,  水産物流通 ,  常温 ,  レンコダイ

分類 (2件)： 食品一般  (FJ01010Y) ,  水産食品一般  (FJ13010R)

引用文献 (2件)：

• B J Conway. Microdifusion analysis and volumetric error. Crosby Lookwood and Son Ltd, London. 1950.(石坂音治訳「微量拡散分析及び誤差論」南江堂,1952)
• 小関聡美,北上誠一,加藤登,新井健一.魚介類の死後硬直と鮮度(K値)の変化.「海-自然と文化」東海大学紀要海洋学部第4巻第2号,2006;31-46.

タイトルに関連する用語 (11件)： 沿岸 ,  資源 ,  動向 ,  水産業 ,  高度化 ,  安定化 ,  研究 ,  開発 ,  常温 ,  流通 ,  ニーズ