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J-GLOBAL ID：201802232207129603   整理番号：18A1499790

4プローブ法を供試体に適用するときのセル定数の算定《コンクリートの電気抵抗率を正しく評価するために》

著者 (5件)： 皆川浩 (東北大 大学院) ,  駒井道哉 (東北大 大学院) ,  藤田亮 (東北大 大学院) ,  宮本慎太郎 (東北大 大学院) ,  久田真 (東北大 大学院)
資料名： セメント・コンクリート  (Cement & Concrete)
号： 858  ページ： 27-34  発行年： 2018年08月10日 
JST資料番号： F0277A  ISSN： 0371-0718  CODEN： SKONA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・水分で飽和したコンクリートの電気抵抗率の測定方法は,土木学会で標準化されている四電極法と4プローブ法か一般的であることを紹介。
・4プローブ法を供試体に用いる場合,セル常数は数値解析により求め,四電極法との整合性を図ることで電気抵抗率を正しく測定できる環境を整備。
・4プローブ法のセル常数は均質系モデルでラプラス方程式を有限要素法で解き,モデルの電流密度分布,電位分布を計算して求めたことを論述。
・セル常数算定結果の妥当性については,コンクリートやモルタル供試体(円柱と角柱)による実験から求めたセル常数により検証したことを解説。

シソーラス用語： 試験片 ,  *コンクリート ,  *電気抵抗率 ,  *数値解析 ,  電位分布 ,  *計測 ,  有限要素法 ,  電流密度 ,  モルタル
準シソーラス用語： 4プローブ法 ,  *セル定数 ,  四電極法

分類 (1件)： モルタル,コンクリート  (RA06042H)

引用文献 (10件)：

• 日本コンクリート工学会/物理化学的解釈に基づく電気化学的計測手法の体系化に関する研究委員会報告書・シンポジウム論文集,2015.9.
• 皆川浩他/4プローブ法をコンクリート供試体に適用した時のセル定数の数値解析による算定とその検証,コンクリート構造物の補修,補強,アップグレード論文報告集,Vol.17,pp.447~452,2017.10.
• Andrade, C./Calculation of chloride diffusion coefficients in concrete from ionic migration measurements, Cement and Concrete Research, Vol. 23, pp. 724~742, 1993.
• Andrade, C. & D'Andrea C./The use of electrical resistivity as a NDT for the specification of concrete durability, Proceedings of the 6th International Conference on Concrete under Severe Conditions, Vol. 1, pp. 195~200, 2010. 6
• Sengul, O. and Gjørv, O. E./Electrical Resistivity Measurements for Quality Control During Concrete Construction, ACI Materials Journal, Vol. 105, No. 6, pp.541-547, 2008. 11

タイトルに関連する用語 (6件)： プローブ ,  供試体 ,  算定 ,  コンクリート ,  電気抵抗率 ,  評価