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J-GLOBAL ID:201802232807528117   整理番号:18A0357513

超音波による液晶レンズの焦点制御

Focus control of a liquid crystal lens by ultrasound
著者 (6件):
資料名:
巻: 117  号: 398(US2017 82-111)  ページ: 17-21  発行年: 2018年01月16日 
JST資料番号: S0532B  ISSN: 0913-5685  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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Nematic液晶は現在ディスプレイなどの光学デバイスとして広く応用されている。本報告では,超音波振動を用いたnematic液晶の分子配向制御手法を提案し,その技術を利用して可変焦点機能を持つ液晶レンズを作成した。提案する液晶レンズは,径の異なる2枚の円形ガラス基板間に厚さ50μmの液晶層を有し,径の大きいガラス基板上にアニュラ型超音波振動子を接着した構造を持つ。分子配向制御のために液晶層へ外部電界を加える必要がないため,一般的な液晶デバイスに必要な透明電極が不要である。振動子に電気信号を入力すると,基板上にたわみ振動モードが励振され,液晶層に音響放射力が作用し,液晶分子の配向が変化する。試作したレンズでは,超音波駆動時における液晶分子の配向制御に伴う実効的な屈折率変化を利用して可変焦点機能を得た。クロスニコル配置下で超音波駆動時におけるレンズの透過光強度分布を測定した結果,たわみ振動の腹の位置を中心として液晶の分子配向が変化することがわかった。これらの実験結果より,超音波を用いて液晶分子の配向を制御することで,可変焦点液晶レンズを作成できることがわかった。(著者抄録)
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分類 (3件):
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ネマチック相  ,  光デバイス一般  ,  光学器械要素とその材料 
引用文献 (16件):
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タイトルに関連する用語 (3件):
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