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J-GLOBAL ID:201802233394278045   整理番号:18A0769463

Acetobacter pasteurianus NBRC3283の外膜小胞の特性化

Characterization of outer membrane vesicles of Acetobacter pasteurianus NBRC3283
著者 (6件):
資料名:
巻: 125  号:ページ: 425-431  発行年: 2018年04月 
JST資料番号: G0535B  ISSN: 1389-1723  CODEN: JBBIF6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Acetobacter pasteurianusは日本の伝統的な黒色酢である黒酢の発酵細菌として特性化されている。最近著者らはA.pasteurianusから酸耐性およびToll様受容体4(TLR4)低刺激性リポ多糖類(LPS)を分離した。また,その脂質A部分にはLPSのTLR4の低刺激性および酸耐性に関与する新規糖骨格があることを示した。外膜小胞(OMV)は多くのグラム陰性細菌から分泌されるナノサイズの球状構造である。OMVはLPSを含み,ワクチンなどの免疫調節因子として作用する。本研究ではA.pasteurianusから分泌されたOMVを調べた。A.pasteurianus NBRC3283細胞からのOMV分泌は培養2日後に透過型電子顕微鏡画像法により観察された。そこで,OMVを超遠心分離により培養上清から分離し,OptiPrep密度勾配遠心分離により精製した。OMVは外膜蛋白質を含むいくつかの蛋白質とLPSの成分としてのいくつかの糖を含んでいた。OMVはA.pasteurianus LPSの活性に従ってTLR4を弱く刺激した。さらに,OMVのTLR2刺激活性は有意に強力で,リポ蛋白質の存在を示した。さらに,OMV様球状粒子が黒酢中に観察された。これら粒子のいくつかはおそらくA.pasteurianus由来である。これらのデータは,A.pasteurianusはLPSと恐らくリポ蛋白質を含むOMVを産生し,自然免疫系を調節することを示唆した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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発酵調味料  ,  微生物代謝産物の生産 
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