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J-GLOBAL ID：201802236088944106   整理番号：18A0322547

高効率テラヘルツ光源への応用を目指した低群速度・低分散2次元GaAsフォトニック結晶導波路の構造最適化

Low-group-velocity and low-dispersion 2D-GaAs-photonic crystal waveguide for highly efficient terahertz wave generation

著者 (5件)： 中濱照之 (和歌山大 システム工) ,  尾崎信彦 (和歌山大 システム工) ,  小田久哉 (千歳科技大) ,  池田直樹 (物質・材料研究機構) ,  杉本喜正 (物質・材料研究機構)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 117  号： 405(EMT2017 75-127)  ページ： 5-8  発行年： 2018年01月18日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： テラヘルツ(THz)波は,分光センシング,非破壊イメージング,高速無線通信技術など様々な分野への応用が期待され,より高性能なTHz光源開発が進められている。様々なTHz波発生法の中で,非線形光学現象の一種である差周波発生(DFG)の利用は,高出力性や波長可変性など優れたTHz波発生法として有望視されている。我々は,2次元GaAsフォトニック結晶導波路(PC-WG)内でのDFGを用いた高効率THz波発生を提案している。PC-WGにおける光モードの分散はPCの構造を変調することで制御可能であるため,PC-WG内の群速度を低下させることで伝搬光の電場増強が実現し,また分散を低減させることで2波長の伝搬光の位相整合が満たされる。すなわち,低群速度・低分散(LVLD)特性を示すPC-WGの設計により,高効率なTHz波発生が期待される。本研究では,LVLD特性を示すPC-WGの構造設計と,DFGによるTHz発生を数値シミュレーションにより検証した。(著者抄録)

シソーラス用語： *光源 ,  波源 ,  テラヘルツ波 ,  *光導波路 ,  フォトニック結晶 ,  *ヒ化ガリウム ,  通信技術 ,  無線伝送 ,  画像処理 ,  検出 ,  光混合 ,  分散【dispersion】 ,  *テラヘルツ光源 ,  無線通信技術 ,  差周波数発生
準シソーラス用語： *フォトニック結晶導波路 ,  *GaAs ,  イメージング ,  センシング ,  差周波発生 ,  群速度分散

分類 (2件)： その他の光物性  (BM08110J) ,  数値計算  (JE02000J)

引用文献 (11件)：

• M. Tonouchi, Nat. Photon. 1, 97 (2007).
• K. Saito, et al., Opt. Express 22, 16660 (2014).
• K. Suizu, et al., Opt. Express 17, 6676 (2009).
• T. Chen, et al., J. Lightwave Technol. 30, 2156 (2012).
• Photonic Crystals, K. Inoue and K. Ohtaka eds. (Springer-Verlag, Berlin Heidelberg, 2004).

タイトルに関連する用語 (8件)： 高効率 ,  テラヘルツ光源 ,  応用 ,  群速度 ,  2次元 ,  GaAs ,  フォトニック結晶導波路 ,  構造最適化