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J-GLOBAL ID:201802236240374620   整理番号:18A1913682

高強度鉄筋コンクリート梁の損傷と復元力特性

DAMAGE AND RESTORING FORCE CHARACTERISTIC OF HIGH-STRENGTH REINFORCED CONCRETE BEAMS
著者 (5件):
資料名:
巻: 83  号: 751  ページ: 1295-1305(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: F0393B  ISSN: 1340-4202  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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高層のRC構造の耐震設計において,大規模な海洋型地震と直下型地震に対して安全を保証し,長周期地震動による多数の繰返しにおける繰返し変形に対する損傷の可制御性を高めるために,標準のものより高強度を有する主筋を使用することによって高強度のRC構造を作製させることが有効であると考えられていた。さらに,中規模地震の被害を調べ,大規模地震への崩壊/転倒に対して安全を保証することに加えて,社会資本として重要な高層RC構造の耐震設計のために,連続入力レベルと性能設計に対する耐震性能を評価することが,様々な性能要件を評価するために必要であった。これをもとに,本研究では,高強度RC構造を実現するため,損傷を把握し,高強度RC梁の骨格曲線と数サイクルの間の繰返し荷重へのヒステリシス応答などのその履歴特性を評価し,そして,繰返し荷重を受ける高強度RC梁の応答を調査することを目指した。したがって,構造試験と解析を用いて,上記の局面を明らかにすることを目的とする調査を行った。最初に,高強度RC梁の復元力特性に及ぼす繰返し荷重の影響を理解するために,構造試験を行い,繰返し荷重による強度低下などの復元力特性への影響を調べた。高強度RC部材における除荷-延性因子関係の後の最大残留亀裂幅を確認することができた。さらに,高強度主筋(USD590,USD685)を用いた高強度RC梁の骨格曲線を調べ,標準RC梁のための降伏点の剛性低下率の計算式に補正係数を乗算した修正方程式により,この試験の結果に対する骨格曲線を評価できることが分かった。次に,有限要素解析を行い,試験結果の理解を再現し拡張した。解析結果は試験結果と良く一致した。補強筋の強度,引張鉄筋の比,および剪断スパン比をパラメータとしてパラメータ解析を実施した。パラメータ研究から,高強度RC梁の剛性低下率を調べた。最後に,例えば繰返し荷重による滑り特性と強度の劣化など,復元力特性における変化が考慮された履歴モデルと試験結果を比べることによって,履歴特性を決定するパラメータの設定値を検討した。(翻訳著者抄録)
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コンクリート構造  ,  金属材料 
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