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J-GLOBAL ID:201802238282182775   整理番号:18A0124775

O-GlcNAc化の欠如は骨格筋におけるAMP活性化蛋白質キナーゼ活性化を介して潜在的運動依存性グルコース利用を促進する【Powered by NICT】

Lack of O-GlcNAcylation enhances exercise-dependent glucose utilization potentially through AMP-activated protein kinase activation in skeletal muscle
著者 (13件):
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巻: 495  号:ページ: 2098-2104  発行年: 2018年 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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O-GlcNアシル化はO-GlcNAcトランスフェラーゼ(Ogt)による蛋白質へのN アセチルグルコサミン(GlcNAc)の添加により特徴づけられる翻訳後修飾である。O-GlcNアシル化の程度は糖毒性と糖尿病合併症と関連していると考えられているが,GlcNAcは解糖経路の分岐により生産されるからである。しかし,骨格筋におけるその役割は完全には解明されていない。本研究では,骨格筋特異的Ogtノックアウト(Ogt MKO)マウスを作成し,それらのグルコース代謝を解析した。腹腔内グルコース負荷試験の間,血中グルコースは対照Ogt floxマウスよりOgt MKOマウスでわずかに低かった。高脂肪食餌誘発性肥満とインスリン抵抗性はOgt MKOマウスでは逆転した。添加では,12か月齢Ogt MKOマウスは低い脂肪と体重を有していた。単回の運動はOgt MKOマウスの血中グルコースを低下させ,これは高いAMP活性化蛋白質キナーゼα(AMPKα)蛋白質発現のためにさせた。さらに,AMPK活性化剤,5-アミノイミダゾール-4-カルボアミドリボヌクレオチドの腹腔内注射は対照よりもOgt MKOマウスの血中グルコースレベルのより著しい低下をもたらした。最後に,C2C12筋管におけるsiRNAによるOgtノックダウンはAMPKα,グルコース取込と酸化の蛋白質発現を有意に増加させた。結論として,O-GlcNアシル化の損失は,骨格筋でのグルコース利用を促進し,潜在的にAMPK活性化を介して。骨格筋におけるO-GlcNアシル化の阻害は,抗糖尿病効果を持ち,運動中のグルコース利用の増強を介して可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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生物学的機能  ,  細胞構成体の機能 

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