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J-GLOBAL ID：201802241267389344   整理番号：18A0662430

IMO(国際海事機関)による船舶用燃料油の硫黄分規制強化とその影響

著者 (2件)： 清水太郎 (JXリサーチ) ,  三屋淳一 (JXリサーチ)
資料名： JXTG Technical Review  (JXTG Technical Review)
巻： 60  号： 1  ページ： 33-37  発行年： 2018年03月31日 
JST資料番号： F0910A  ISSN： 2433-5797  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・IMOによる船舶用燃料中の低減規制(3.5%から2020年に0.5w%へ)の概要や対応策,市場影響について解説。
・対応策には軽油ブレンドや低硫黄脱硫油の使用や船上スクラバー装置の設置などがあるが,海運業者へのコストアップ要因。
・低硫黄化による潤滑性の低下や着火性への悪影響も懸念。
・全世界的に高硫黄重油から軽油留分への大量シフトが起こると予想され,軽油と高硫黄重油の価格差の拡大の予測。

シソーラス用語： *船舶 ,  ディーゼル機関 ,  *ディーゼル燃料 ,  規制 ,  硫黄分 ,  混合 ,  軽油 ,  重油 ,  脱硫 ,  経済性 ,  国際市場 ,  排ガス処理

分類 (2件)： 燃料油  (YF02072I) ,  大気汚染一般  (SB03010B)

引用文献 (5件)：

• JPEC ; JPEC レポート「IMOのSOx規制強化による船舶用燃料への影響 (1)」 第17回, (2015 年度)
• 安岡茂雄 ; 日本マリンエンジニアリング学会誌「船社における機関管理-船社の燃料油管理体制及び本船の燃料油の取扱いについて」 第48巻, 第2号, 59 (2013)
• 長谷川静音著 ; 舶用ディーゼル機関教範, 成山堂書店, 2010年, p102
• 林利昭, 三ツ井裕太 ; 日本マリンエンジニアリング学会誌 「バンカー重油の製造方法と着火性評価」, 第48巻, 第3号, 65 (2013)
• 林利昭 ; 日本マリンエンジニアリング学会誌 「低硫黄燃料油の製造方法と品質」 第50巻, 第3号, 66 (2015)

タイトルに関連する用語 (6件)： IMO ,  国際海事機関 ,  船舶 ,  燃料油 ,  硫黄分 ,  規制強化