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J-GLOBAL ID:201802241748314889   整理番号:18A1981919

完全ポテンシャルKKR計算に基づくPdリッチPdX(X=Rh,Ru)合金の全エネルギーに対する実空間クラスタ展開:希薄極限からのアプローチ

Real Space Cluster Expansion for Total Energies of Pd-Rich PdX (X = Rh, Ru) Alloys, Based on Full-Potential KKR Calculations: An Approach from a Dilute Limit
著者 (7件):
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巻: 59  号: 11  ページ: 1669-1676(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: G0668A  ISSN: 1345-9678  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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PdリッチPdX(X=Rh,Ru)合金の自由エネルギーにおける内部エネルギーに対する実空間クラスタ展開(RSCE)の精度と収束を研究し,fcc構造におけるPdリッチPdX合金の相安定性と相平衡を研究するのに用いた。希薄限界からの現在のRSCEにおいて,微量元素のX原子はPd中の不純物として扱われる。Pd中のX不純物の間のn体相互作用エネルギー(IE)を,完全および不純物系(PdホストおよびPdにおけるXn,n=1~4)の全ポテンシャルKorringa-Kohn-RostokerのGreen関数法(FPKKR)に基づくab initio計算により,密度汎関数理論の一般化勾配近似と組み合わせて,一意的および連続的に決定した。遮蔽FPKKRバンド計算により得られたL12構造中の秩序化Pd3X(X=Rh,Ru;x-濃度=25%)合金の全エネルギーは,fcc構造中の二つの立方セルにおいて,20番目の最近接対(X2)までの2体IEとクラスタ(X3)までの3体IEを含む現在のRSCEにより非常に良く(原子当り~1mRyの誤差内)再現された。RSCEにおける各項(0~4体項)からPdリッチPdX合金の全エネルギー,2体(X2)IEの距離依存性,3体(X3)と4体(X4)IEのクラスタサイズ依存性の寄与を明らかにした。n体(n=2~4)IEからの寄与はnの増加とともに小さくなり,4体IEからの寄与は非常に小さい(原子当たり~0.2mRy以下)ことも示された。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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金属,合金の化学熱力学(混合系) 
引用文献 (35件):
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