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J-GLOBAL ID：201802243860569784   整理番号：18A0117299

3D積層造形法で製作したマルエージング鋼材の金属組織

Micro Structures of Maraging-Steel by Selective Laser Melting.

著者 (6件)： 戸羽篤也 (北海道総合研究機構 工試) ,  鈴木逸人 (北海道総合研究機構 工試) ,  平野繁樹 (北海道総合研究機構 工試) ,  長船康裕 (室蘭工大) ,  葛西勝明 (サカイ技研) ,  葛西健央 (サカイ技研)
資料名： 北海道立総合研究機構工業試験場報告  (北海道立総合研究機構産業技術研究本部工業試験場報告)
号： 316  ページ： 69-76  発行年： 2017年08月31日 
JST資料番号： F0674A  ISSN： 2189-1230  CODEN： HOKSA9  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 金属粉末積層造形法は,内部に三次元冷却管を配置した金型など,複雑な内部構造を持つ金属製品を製作することができる優位性の高い加工法である。マルエージング鋼は,実用製品の製作に応用できる素材であり,金属粉末積層造形の主要な材料となりつつある。しかし,この材料による積層造形の製作条件に関する報告が少なく,この技法を用いる場合の最適な製作条件を知るためには,レーザ照射パラメータと造形物の品質との関係性を明らかにする必要がある。本報は,マルエージング鋼を用いた金属粉末積層造形法に関して,レーザ照射条件を変化させて製作した試験片の断面組織の観察により,造形物の内部空隙と材料の溶融形態に及ぼすレーザ照射パラメータの影響を調べた結果を示す。(著者抄録)

シソーラス用語： *付加製造 ,  *マルエージング鋼 ,  金属組織 ,  レーザ照射 ,  *レーザ融解 ,  金属粉末 ,  最適条件 ,  プロセスパラメータ ,  試験片 ,  空隙率 ,  光走査
準シソーラス用語： *選択性レーザ融解 ,  レーザ走査

分類 (2件)： 変態組織,加工組織  (WB01030N) ,  鋳造に関する各種技術  (WC01040B)

引用文献 (12件)：

• 山口修一ほか:「産業用3Dプリンターの最新技術・材料・応用事例」,シーエムシー出版(2015.5)
• 京極秀樹:「最近のレーザ積層造形技術の開発状況」,近畿大学次世代基盤技術研究所報告 Vol.1(2010)
• 前田寿彦:「レーザ焼結型AMシステムのマニュファクチャリングへの活用について」,素形材 Vol.53 No.2(2012)
• 米山 猛,香川博之,末廣栄覚,阿部 諭,宮丸 充:「金属光造形複合加工金型を用いた射出成形サイクルタイムの短縮」,成形加工 Vol.19 No.10(2007)
• 東 喜万,阿部 諭,峠山裕彦,吉田徳雄,不破 勲:「金属光造形法の開発と金型への応用」,松下電工技法 No.78(2002)

タイトルに関連する用語 (5件)： 3D ,  積層造形法 ,  製作 ,  マルエージング鋼 ,  金属組織