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J-GLOBAL ID：201802247006482122   整理番号：18A1690815

緑道 環境時代のグリーンインフラストラクチャー〈27〉緑陰をつくる緑道

著者 (1件)： 日置佳之 (鳥取大 農)
資料名： グリーン・エージ  (Green Age)
巻： 45  号： 9  ページ： 25-28  発行年： 2018年09月15日 
JST資料番号： L0484A  ISSN： 0287-9654  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・緑陰の涼しい理由は,気温差ではなく黒球温度計で分かる周囲からの輻射熱の違いであり,「暑さ感」を示す体感温度指標のMRT(周囲から受ける熱放射平均)は,気温よりも熱中症危険性に適切。
・緑陰効果を最大にするには,樹冠による天蓋が良いが,植栽位置,植栽間隔,樹形(樹冠が横に広がるエノキが好適),剪定などの配慮が必要。
・緑道は,通行者の温熱環境緩和に加え,都市自体の冷却効果があり,緑道による冷房効果のある緑陰都市の形成が期待されるが,シンガポールはその手本。

シソーラス用語： インフラストラクチャー ,  街路樹 ,  地球温暖化 ,  *ヒートアイランド ,  *温度 ,  *遊歩道 ,  温熱環境 ,  温度計 ,  熱 ,  表面温度 ,  平均気温 ,  植栽 ,  形態 ,  剪定 ,  地表温度 ,  蒸発散 ,  シンガポール共和国 ,  熱中症 ,  樹冠 ,  効果 ,  ニレ科 ,  冷却 ,  都市環境 ,  植物被
準シソーラス用語： MRT【温度】 ,  エノキ ,  キャノピー【植物】 ,  グリーンインフラ ,  屋外温熱環境 ,  樹形 ,  *体感温度 ,  *緑道 ,  冷却効果 ,  輻射熱

分類 (3件)： 道路工学一般  (RC08010M) ,  局地循環,気流  (DC05090N) ,  環境問題  (SA01020V)

引用文献 (6件)：

• 国土交通省気象庁:報道発表平成30年7月の天候(別紙) https://www.data.jma.go.jp/obd/stats/data/stat/tenko1807_besshi.pdf(2018年9月2日参照)
• 総務省消防庁:平成30年都道府県別熱中症による救急搬送人員数前年同時期との比較 https://www.fdma.go.jp/neuter/topics/heatstroke/pdf/300716-sokuhouti.pdf(2018年9月2日参照)
• 淑敏・日置佳之(2011)緑化タイプの違いによる駐車場の熱環境改善効果の比較,日本緑化工学会誌,37(2):318-329
• 淑敏・日置佳之・太田垣亮(2011)熱画像を用いたケヤキの緑陰効果の評価,日本緑化工学会誌,37(1):245-248
• 淑敏・日置佳之(2011)日射遮蔽棚による駐車場の熱環境改善効果の定量的評価,日本緑化工学会誌,36(4):480-489

タイトルに関連する用語 (4件)： 緑道 ,  環境 ,  グリーン ,  インフラストラクチャー