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J-GLOBAL ID:201802249336060023   整理番号:18A0629537

石川県内飼養黒毛和種牛のStearoyl-CoA Desaturase(SCD)遺伝子型調査

Investigation off Stearoyl-CoA Desaturase Genotype of Japanese Black Cattle in Ishikawa
著者 (4件):
資料名:
号: 116  ページ: 31-36  発行年: 2018年03月31日 
JST資料番号: Y0966A  ISSN: 1347-7544  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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石川県産黒毛和種肥育牛のオレイン酸含有率の向上を図るために,県内飼養牛のStearoyl-CoA Desaturase(SCD)遺伝子型と脂肪酸中オレイン酸含有率(以下,「オレイン酸含有率」と略す。)を調査した。合計1,158頭のウシ(肥育去勢牛454頭,肥育雌牛254頭および繁殖雌牛450頭)のSCD遺伝子型頻度を分析した。繁殖雌牛の父90頭について,血縁係数でクラスター分析を行い,5つのクラスター(C1からC5)に大別した。次に繁殖雌牛はこの大別されたそれぞれの父のクラスターに属するとし,それぞれのクラスターに属する繁殖雌牛のSCD遺伝子型頻度を比較した。肥育牛と繁殖雌牛のそれぞれにおいて,SCD遺伝子型の94%と96%はAA型またはAV型で占められていた。SCD遺伝子型別のオレイン酸含有率はAA型,AV型において,良好の目安とされている55%を上回ったが,VV型では52.1%と下回った。クラスター間ではSCDの遺伝子型頻度に特徴的なものが認められた。以上のことから,石川県内で飼養されている黒毛和種にはAA型とAV型のSCD遺伝子型が多いこと,また繁殖雌牛のSCD遺伝子型が不明であっても,その父牛が我々の大別したどのクラスターに属するかが把握できれば,その繁殖雌牛のSCD遺伝子型を推測することが可能であること,さらに交配する種雄牛の選択で,生産される肥育素牛のAA型,AV型の頻度を高められることが可能であることが示唆された。(著者抄録)
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分類 (2件):
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牛  ,  食品の化学・栄養価 
物質索引 (1件):
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引用文献 (23件):

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