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J-GLOBAL ID：201802250699253734   整理番号：18A0178463

国内に建つ超高層集合住宅の大地震時における最大平均層間変形角の推定と簡易評価

Estimation and Simplified Evaluation of Peak Inter-story Drift Angle during Massive Earthquake for RC Super High-rise Residential Buildings in Japan

著者 (6件)： 成島慶 (鴻池組) ,  永野正行 (東京理科大学 理工学部建築学科) ,  鈴木賢人 (東京理科大学 理工学部建築学科) ,  上林宏敏 (京都大学 原子炉実験所) ,  田沼毅彦 (建築研究所) ,  小田聡 (UR都市機構 技術・コスト管理部)
資料名： 日本地震工学会論文集(Web)  (Journal of Japan Association for Earthquake Engineering (Web))
巻： 17  号： 5  ページ： 5_96-5_108(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： U0217A  ISSN： 1884-6246  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 国内に建つRC系超高層集合住宅のデータベースを構築し,その傾向を分析した.加えて,2011年東北地方太平洋沖地震時における超高層集合住宅の応答を良好に再現可能な等価一質点系汎用モデルを設定し,構築したデータベースに基づく大地震時における国内超高層集合住宅の広域的な地震応答解析を行った.これより得られる建物の最大平均層間変形角(PIDA)と入力波の擬似速度応答スペクトルの関係を検討し,回帰分析による近似式を提示した.南海トラフ沿いの巨大地震を想定した設計用長周期地震動に対して区域内に位置する建物のPIDAの空間分布を推定するとともに,近似式の妥当性について検証した.(著者抄録)

シソーラス用語： *超高層建築 ,  *集合住宅 ,  大地震 ,  *層間変形角 ,  鉄筋コンクリート構造 ,  データベース ,  応答解析 ,  地震応答 ,  質点系 ,  応答スペクトル ,  プレート間地震 ,  南海トラフ ,  長周期地震動 ,  耐震性 ,  耐震解析 ,  近似式 ,  2011年東北地方太平洋沖地震 ,  巨大地震 ,  地震応答解析 ,  *超高層集合住宅 ,  南海トラフ地震
準シソーラス用語： 速度応答スペクトル ,  南海トラフ巨大地震

著者キーワード (8件)： 超高層集合住宅 ,  データベース ,  等価一質点系 ,  損傷度評価 ,  Super High-rise Residential Buildings ,  Database ,  Equivalent SDOF model ,  Structural Damage Evaluation

分類 (1件)： 構造設計一般  (RA04010E)

引用文献 (21件)：

• 1) 肥田剛典,永野正行:東日本大震災後の超高層集合住宅のアンケート調査による室内被害と強震記録との関係から推定される建物応答,日本建築学会構造系論文集,第78巻,第683号,pp.51-60,2013.1.
• 2) 気象庁ホームページ,長周期地震動階級および長周期地震動階級関連解説表について:http://www.data.jma.go.jp/svd/eew/data/ltpgm_explain/about_level.html,2017.2.6参照.
• 3) 林康祐,宮腰淳一,田才晃,大野義照:1995年兵庫県南部地震におけるRC造建物群の耐震性能,日本建築学会構造系論文集,No.528,pp.135-142,2000.
• 4) 境有紀,吉岡伸悟,纐纈一起,壁谷澤寿海:1999年台湾集集地震に基づいた建物被害を予測:する地震動の破壊力指標の検討,日本建築学会構造系論文集,No.549,pp.43-50,2001.
• 5) 上林宏敏,永野正行,釜江克宏,川辺秀憲:超高層RC造の長周期地震動による損傷度の簡易評価指標,日本地震工学会論文集,第16巻,第5号(特集号),pp33-45,2016.

タイトルに関連する用語 (7件)： 超高層集合住宅 ,  大地震 ,  平均 ,  層間変形角 ,  推定 ,  簡易 ,  評価