文献
J-GLOBAL ID:201802250846681055   整理番号:18A0966759

乳酸菌における対選択性シームレス変異誘発系の開発【JST・京大機械翻訳】

Development of a counterselectable seamless mutagenesis system in lactic acid bacteria
著者 (4件):
資料名:
巻: 16  号:ページ: 116  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7049A  ISSN: 1475-2859  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
【背景】乳酸菌(LAB)は,高価値代謝産物の生産のための細胞工場として作用するために,より多くの注意を受けている。しかしながら,これらの株を遺伝的に修飾するための分子ツールは,主にベクターに基づく二重交差戦略であり,それは面倒で非効率的である。この問題に取り組むために,いくつかの対抗可能なマーカーが開発されているが,それらのほとんどは,前処理なしで野生型宿主細胞に使用されることができなかった。【結果】フェニルアラニルtRNAシンテターゼαサブユニットをコードするpheS遺伝子をLactococcus lactis NZ9000ゲノムにおいて同定した。Lc.lactis NZ9000 L-乳酸デヒドロゲナーゼプロモーター(P_ldh)の制御下での突然変異体pheS遺伝子(pheS*)をプラスミドから発現させたとき,A312G置換により得られたPHE*はフェニルアラニン類似体p-クロロフェニルアラニン(p-Cl-Phe)に敏感な細胞を与えた。この結果は,pheS*がLc.lactisにおける対抗可能なマーカーとして使用されるのに適していることを示唆した。しかしながら,染色体コピーからのpheS*の発現レベルは,p-Cl-Phe感受性を付与するにはあまりに低かった。そこで,pheS*の発現レベルを強化するために,カスケードプロモーターの戦略を試みた。5つのタンデム反復プロモーターP_ldhを有するカセット5Pldh-pheS*は,15mM p-Cl-Pheに対する感受性をもたらした。続いて,5Pldh-pheS*カセットを持つ温度感受性プラスミドpG+host9に基づく対向選択性シームレス変異誘発系PHE*/pG+host9をLc.lactisにおいて開発した。著者らはまた,Lactobacillus casei BL23における対選択可能なマーカーとしてpheS*を適用する可能性を示した。結論:大腸菌において報告されているように,対選択可能なマーカーとしてのpheS*は,L.caseiだけでなくLc.lactisにおける標的遺伝子(s)欠失において機能的であることが示されている。さらに,効率と時間節約の対抗可能なシームレス変異誘発システムPHE*/pG+host9は,前処理なしで野生型宿主細胞に使用できた。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
微生物の生化学  ,  チーズ  ,  微生物形態学・分類学  ,  遺伝子操作 
引用文献 (42件):
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る