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J-GLOBAL ID：201802251519180875   整理番号：18A0562230

マリモカーボンを用いた燃料電池用触媒の開発

著者 (4件)： 江口美佳 (茨城大 工) ,  小田倉圭祐 (茨城大 工) ,  蒲生(西谷)美香 (東洋大 理工) ,  安藤寿浩 (物質・材料研究機構)
資料名： 月刊車載テクノロジー  (車載テクノロジー)
巻： 5  号： 1  ページ： 36-41  発行年： 2017年10月30日 
JST資料番号： F1332A  ISSN： 2432-5694  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・燃料電池用触媒担体として,カーボンナノフィラメントが放射状に成長した球形繊維状炭素の構造体であるマリモカーボン(MC)を使ったPt担持カーボン触媒を調整。
・触媒層に形成される隙間が発電性能に大きく関与すると考えられるため,膜電極接合体におけるNafion添加量と発電性能の関係について検討。
・調整したPt/MCを用いて,硫酸溶液中での劣化耐久性評価試験を行った結果,Pt/MCはPt/Cよりも10倍近い耐久性をもつことを提示。

シソーラス用語： *燃料電池 ,  *触媒担体 ,  *炭素材 ,  炭素繊維 ,  ナノ構造 ,  担持触媒 ,  白金 ,  固定層 ,  発電 ,  複合膜 ,  アノード ,  フッ素樹脂 ,  陽イオン交換樹脂 ,  *マリモカーボン ,  触媒層 ,  膜電極接合体
準シソーラス用語： Nafion ,  発電性能

分類 (2件)： 燃料電池  (YB04040V) ,  触媒の調製  (CB06110P)

引用文献 (11件)：

• 馬場恒生, “高次構造を制御した新規繊維状炭素を用いる固体高分子型燃料電池用触媒に関する研究”, 茨城大学, (2017), 博士論文
• K. Nakagawa, H. Oda, A. Yamashita, M. Okamoto, Y. Sato, H. Gamo, M.Nishitan-Gamo, K. Ogawa, T. Ando, J.Mater.Sci, 44, 221 (2009)
• T. Ando, K. Nakagawa, M. Gamo, H. Oda, U.S.Patent 0, 193, 764 A1(14. August. 2008)
• K. Baba, M. Nishitani-Gamo, T. Ando, M. Eguchi, Trans. Mat. Res. Soc. Japan, 42, 51, (2017)
• M. Eguchi, A. Okubo, S. Yamamoto, M. Kikuchi, K. Uno, Y. Kobayashi, M. Nishitani-Gamo, T. Ando, J. Power Sources, 195, 5862 (2010)

タイトルに関連する用語 (3件)： マリモカーボン ,  燃料電池用触媒 ,  開発