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J-GLOBAL ID:201802252234906307   整理番号:18A0808278

格子QCDからの最も奇妙なダイバリオン

Most Strange Dibaryon from Lattice QCD
著者 (19件):
資料名:
号: 17-91  ページ: 6P  発行年: 2017年09月03日 
JST資料番号: L0911B  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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格子間隔a≒0.0846fm,大きい体積(8.1fm)3およびほぼ物理的なπ中間子質量mπ≒146MeVでの(2+1)フレーバ格子QCDシミュレーションに基づいて,1S0チャネル(最も奇妙なダイバリオン)におけるΩΩ系を調べた。HAL QCD法による格子QCDデータ解析は,散乱長a0=4.6(6)(+1.2-0.5)fm,有効距離reff=1.27(3)(+0.06-0.03)fm,結合エネルギーBΩΩ=1.6(6)(+0.7-0.6)MeVをもたらすことを示した。これらの結果は,ΩΩ系が全般的には引力を持ち,ユニタリー領域の近くに位置していることを示している。このような系は,LHCでの相対論的重イオン衝突における対運動量相関によって,実験的に最も良く探索できる。(翻訳著者抄録)
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