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J-GLOBAL ID：201802255234686990   整理番号：18A1638334

合成繊維のインジゴ染色におけるアルカリ剤とpHの影響

著者 (2件)： 國藤勝士 (岡山県工技セ) ,  松本侑子 (岡山県工技セ)
資料名： 岡山県工業技術センター報告  (Report of Industrial Technology Center of Okayama Prefecture)
号： 44  ページ： 5-6  発行年： 2018年07月 
JST資料番号： Z0392B  ISSN： 0386-149X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・ポリエステル繊維へ染着できないとされてきたインジゴが,近年は染色条件(アルカリ剤のNaOHを減らし高温染色)を変えて染色可能になり,炭酸水素ナトリウムを使用して染着量も安定化。他の合繊素材(ナイロン/アクリル繊維)によるインジゴ染着量に及ぼすアルカリ剤pHの影響を検討。
・実験:インジゴ染料にて,アルカリ剤(NaOH,Na₂CO₃,NaHCO₃)と還元剤(ハイドロサルファイトナトリウム)を使用し,インジゴ染着量と染浴pHの影響評価。
・結果,染色後の染浴pH=6.0~7.0で最大染着量になり,各pHでの染色挙動はアルカリ剤の種類により若干異なることを確認。

シソーラス用語： *合成繊維 ,  ナイロン繊維 ,  アクリル繊維 ,  *バット染料 ,  *染色 ,  染色性 ,  *薬物 ,  水酸化ナトリウム ,  炭酸水素ナトリウム ,  炭酸ナトリウム ,  染浴 ,  *pH【水素イオン指数】 ,  評価 ,  窒素複素環化合物 ,  エノン ,  芳香族縮合化合物 ,  ジケトン
準シソーラス用語： *アルカリ剤 ,  *インジゴ合成染料 ,  影響評価 ,  染着性 ,  *添加量

分類 (6件)： 浸染,捺染  (YM06040Q) ,  染料  (YJ05000I) ,  反応操作(単位反応)  (XE01040I) ,  半合成・合成繊維  (YM03030K) ,  ポリアミド  (YH07080A) ,  アクリル樹脂  (YH07110K)

物質索引 (1件)： インジゴ

引用文献 (5件)：

• 坂川哲雄, 渡辺弘, 広田昭治:染色工業, 35, 199 (1988)
• 本行節暉, 前田進悟, 國藤勝士:染色工業, 48, 589 (2000)
• K. Kunitou, S. Hongyo and S. Maeda:Textile Res. J., 75, 149 (2005)
• 國藤勝士:岡山県工業技術センター報告, 43, 25 (2017)
• Gulzar A Baiga:Indian J Fibre Text Res., 37, 265 (2012)

タイトルに関連する用語 (5件)： 合成繊維 ,  インジゴ ,  染色 ,  アルカリ剤 ,  pH