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J-GLOBAL ID:201802263514348968   整理番号:18A0467255

o-トルイジンとアニリンから得られた2ノルハルマン誘導体で処理したラットのぼうこうにおけるγ-H2AX形成【Powered by NICT】

γ-H2AX formation in the urinary bladder of rats treated with two norharman derivatives obtained from o-toluidine and aniline
著者 (7件):
資料名:
巻: 38  号:ページ: 537-543  発行年: 2018年 
JST資料番号: E0787B  ISSN: 0260-437X  CODEN: JJATDK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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アミノメチルフェニルノルハルマン(AMPNH)とアミノフェニルノルハルマン(APNH)はo-トルイジンとアニリンから得られた変異原ノルハルマン誘導体であった。APNHはラットのぼうこうに対する発癌性と健常ボランティアの尿試料に存在し,ノルハルマン誘導体はヒトのぼうこう癌の発症と相関するかもしれないことを示した。ぼうこう発癌におけるAMPNHとAPNHの可能な役割を評価するために,著者らは,ラットのぼうこうにおけるDNA損傷応答マーカーであるγ-H2AXの形成を検討した。七週齢雄性F344ラットに食餌で400ppm AMPNHまたは40ppm APNHで処理した4週間与えた。動物は投与終了時または回復の2週間後に屠殺し,細胞増殖マーカーであるγ-H2AXおよびKi67の免疫組織化学を実施した。4週では,対照と比較してぼうこう上皮細胞におけるγ-H2AX形成はAPNH処理により有意に増加した。AMPNHもγ-H2AX形成のアップレギュレーションを誘導し,統計的有意性はなかった。回復期の後,γ H2AX陽性細胞は,減少したが,対照群よりもAMPNHとAPNH群で有意に高いままであった。Ki67陽性細胞は4週でAMPNHとAPNHにより増加し,2週間の回復後に対照と同じレベルに減少した。ぼうこう幹細胞マーカー,KRT14の発現も二ノルハルマン誘導体による基底層で増加した。AMPNHとAPNHはラットのぼうこう上皮におけるin vivo遺伝毒性を示し,APNHはぼうこう発癌の強力な原因物質であると考えられる。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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有機化合物の毒性 

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