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J-GLOBAL ID：201802265723080395   整理番号：18A0308038

バナジウム合金膜を用いた大容量超高純度水素分離デバイスの開発

Development of High Capacity Device for Highly-Pure Hydrogen Separation Using Vanadium Alloy Membrane

著者 (7件)： 吉永英雄 (太陽鉱工株式会社) ,  中川宏司 (太陽鉱工株式会社) ,  櫻井星児 (太陽鉱工株式会社) ,  湯川宏 (名古屋大学大学院) ,  松本佳久 (大分工業高等専門学校) ,  南部智憲 (鈴鹿工業高等専門学校) ,  西村睦 (物質・材料研究機構)
資料名： まてりあ  (Materia Japan)
巻： 57  号： 1  ページ： 23-25(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： F0163A  ISSN： 1340-2625  CODEN： MTERE2  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 圧力変動吸着法(PSA)により精製して得られる燃料電池用高純度水素は,2段階以上の精製プロセスを要する。一方,金属膜では,分子が金属表面で原子に解離して金属格子中に固溶,拡散して透過する。従って,高純度水素を一段階で精製できる水素透過用合金材料が注目されている。合金設計に基づき,高価なPdを使用しないV-10Fe合金を開発した。この合金膜を使用した水素分離デバイスの大容量化について検討し,500L/h規模の大容量水素分離デバイスを開発した。1)合金設計と水素分離用合金膜の作製,2)デバイス構造の検討:V合金膜の大型化に伴う課題,アンモニア分解模擬ガスからの水素分離,大容量積層デバイスによる水素分離,3)将来性と発展性。

シソーラス用語： 水素透過 ,  選択透過膜 ,  水素 ,  分離 ,  純度 ,  *バナジウム合金 ,  鉄含有合金 ,  *合金設計 ,  容量 ,  特許 ,  省資源 ,  パラジウム ,  貴金属 ,  状態図 ,  加工性 ,  スパッタ蒸着
準シソーラス用語： *水素透過膜 ,  *水素分離 ,  高純度 ,  合金開発 ,  大容量化 ,  PCT曲線

分類 (1件)： その他の金属組織学  (WB01040Y)

引用文献 (6件)：

• (1) C. Nishimura, M. Komaki and M. Amano: Mater. Trans., 32(1991), 501-507.
• (2) 石川和宏,青木 清:まてりあ,45(2006), 186-189.
• (3) H. Yukawa, T. Nambu, Y. Matsumoto, N. Watanabe, G. Zhang and M. Morinaga: Mater. Trans., 49(2008), 2202-2207.
• (4) 西村 睦:触媒,59(2017), 145-150.
• (5) 松本佳久,湯川 宏,南部智憲:日本金属学会誌,77(2013), 585-592.

タイトルに関連する用語 (5件)： バナジウム合金 ,  大容量 ,  高純度 ,  水素分離 ,  開発